アメリカの理不尽すぎる話。信号機の欠陥を証明したら違法行為であるとして500ドルの罰金を科された男性

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アメリカの理不尽すぎる話。信号機の欠陥を証明したら違法行為であるとして500ドルの罰金を科された男性
アメリカの理不尽すぎる話。信号機の欠陥を証明したら違法行為であるとして500ドルの罰金を科された男性

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 交通違反で捕まる人って毎分どれくらいいるのだろう?シートベルト装着義務違反から、スピード違反、飲酒運転など、様々な違反があるが、どんなに注意していても見知らぬ場所でうっかり一時停止の看板を見逃してしまい捕まってしまった・・・などということもある。

 それはある日突然やってくる。

 アメリカでも同様で、特にスピード違反に関しては簡単に違反切符をとられる。巡回中のパトカーが後ろからパッシングをしてくるので車を止めると、「スピード違反だよはいチケット、異議があるなら裁判所に行って」とチケットを手渡されるのだ。

 ところが最悪なことに、その裁判所が聞く耳すら持たない場合が多い。さらには、ある男性が信号機の欠陥を証明したところ、信号機の技術を批判することは違法行為だとして罰金を取られたというのだ。

・妻の違反切符がきっかけで信号機を調べた電気技師
 Mats Jarlstromさんはスウェーデン出身の電気技師で、オレゴン州ビーバートンに住んでいる。その妻が信号無視のかどで違反切符を受け取った。違反する場面が交通カメラに映っていたのだという。彼は興味を惹かれて信号機を調査することにした。

 するとこの信号機は1950年代から使用されている技術を利用しており、新しいものに変える必要性があることが判明した。
公式は本来、道路を直進する場合にしか使えません。しかし現在では、それが交差点という、安全のために減速しなければならない場所で曲がるときにも使用されています
 Jarlstromさんによると、この古いタイプの信号は右折や左折のために減速する車両を考慮していないのだという。

 交差点を曲がろうとしたとき、信号が黄色に変わったからといって急停止するのでは、そのまま直進する場合と同じくらい危険だ。したがって右左折車線では黄色に変わるタイミングを若干遅らせた方が合理的である。

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・信号機の欠点を指摘したら500ドルの罰金を科せられた
 

 しかし、その旨をオレゴン州の当局に報告したところ、500ドル(約5万円)の罰金を課し、2年間の観察処分にすると返答された。

 

 Jarlstromさんは無許可で信号機を調べており、信号機技術に対する批判は違法行為であるとの判断である。政府の部外者が公務に口を出してはいけないとでも言っているかのようだ。・この処分に対して異議申し立ての真っ最中
 現在、非営利団体のインスティテュート・オブ・ジャスティスは、これに対して抗議をしている最中である。同団体の弁護士は次のように述べている。
政府の技術を批判することは犯罪ではありません。憲法で保障された権利です。憲法修正第1条の下では、最高裁の判断に関する批判的な記事を書くために弁護士資格は必要ありません。ガーデニングのブログを書くために庭師の資格は必要ないし、信号機について話すために技士資格だって必要ありません。数学を用いようが用いまいが、政府を批判できることは憲法上の重要な権利です。それを許可制にして抑制できるわけがありません
 Jarlstromさんは結局罰金を支払ったが、同時にオレゴン州に対して訴訟を起こした。さてどうなることやら。

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Oregon Man Fined $500 for Criticizing Red-light Cameras

via:distractify/ translated hiroching / edited by parumo

・アメリカではこんなケースも
 あるアメリカ人男性は、ニューヨークの、夜10時以降駐車禁止という標識のある場所で、10時前に駐車をした。そして午後9時52分に車を取りに行ったのだが、その時にはすでに車はレッカー移動された後だったという。

 確かにギリギリの時間だが違反はしていない。男性はレッカー車保管庫に自分の車が午後10時8分にあったことを証明した。もともと駐車していた場所から保管庫までは18分の距離だ。ということは9時50分にはすでにレッカー移動されていたことになる。目撃証言もあったし、電話で問い合わせた記録もあった。にもかかわらず裁判所は一切これを無視して罰金を取られたという。

 カラパイアのスタッフも最近、信号機のない横断歩道で、歩行者の通行妨害したとして切符を切られたそうだ。車には同乗者がいて、2人とも横断歩道前で車を停止させたことを認識している。更に歩行者は一人もいなかったことも確認している。

 2人は、違反をした証拠を見せてほしいと警察官にいったが「見た」の一点張り。2人の乗っていた車には車載カメラはないので、こちらから証明することができない。あまりにも納得がいかないので裁判に持ち込むことにしたという。

 確かに交通違反は良くないが、違反していないのに違反の容疑をかけられてしまうケースもある。こんなこともあるからやはり車載カメラはつけておいたほうがよさそうだ。


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