高畑淳子が直撃に半狂乱?裕太は”引きこもり生活”で外見が激変
女優・高畑淳子(62)と、昨年強姦致傷容疑で逮捕された長男で俳優の高畑裕太(23)の近況を、『女性自身』(光文社)が報じている。実母が入所しているという都内の老人ホームへ向かう高畑淳子に直撃取材を行っており、その対応が話題になっている。
自身の愛車で施設に向かう高畑は、裕太の近況について取材を試みた記者に対し、「ジャーナリストのはしくれなら、本当のことを書いて下さいよ!」と怒鳴りつけたという。高畑は、裕太が逮捕された後に女性と示談が成立、不起訴処分で現在は釈放されていることをあげ、事件に関してコメントすることを拒否。「もう“潔白”じゃないですか!」「あの子の人生が台無しになったんですよ!」と怒りをヒートアップさせたという。最後は「本当のことを書きなさい!」と一喝し走り去ったのだとか。事件が発覚した後、報道関係者ら300人が集まった謝罪会見での涙が話題を呼んだが、現在はすっかりマスコミに対して“人間不信”となってしまったようだ。
バラエティにも多く出演し、テレビドラマでは様々な役を演じてきた高畑だが、現在は舞台出演が主な仕事になっている。裕太の事件が発覚した時点でも、主演舞台『雪まろげ』が決まっていたほか、今年10月には女優の藤山直美(58)とのW主演作『ええから加減』の上演も控えている。さらに、6月3日に始まるドラマ『屋根裏の恋人』(フジテレビ系)に出演することが決定し、完全復帰までもうすぐかと思われているものの、現状は苦しいようだ。
「出演している『雪まろげ』の公演チケットの売れ行きは芳しくはないようで、空席がやや見られていたとか。こうしたこともあってか、舞台の現場では淳子に対してスタッフも警戒し、常にピリピリした空気が漂っているようです」(芸能記者)
■定まらない復帰時期
一方で裕太は、現在も引きこもり状態が続いているようだ。最近では髪もヒゲも伸びてしまい、事件前とはすっかり外見が変わってしまっているという。逮捕前まで多くの出演作品が決まっていただけに、その心的ショックは未だに尾を引いている。そんな中、母・淳子を含め、裕太の周辺関係者らは再出発の準備を進めているという。
「なんとか舞台関係で頑張ってもらおうと、スタッフはあの手この手で交渉のために走り回っているようです。しかし、裕太に仕事があったのは母である淳子のお陰のようなもの。その母に泥を塗ったような奴は使えないと、話に耳を傾けるものはいないといいます。舞台はテレビと違って人間性を問われますからね……」(前出・芸能記者)
確かに逮捕前も裕太のさまざまな言動が、一部の共演者たちを不快に感じさせることがあったことも事実だ。復帰に関しては目処が立っていないのが現状のようだ。
- 文・安藤美琴(あんどう・みこと)
- ※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。