小池百合子「都民ファースト」に小泉純一郎が緊急参戦 (2/2ページ)
現段階では他党からの“移籍組”頼りになっています」
戦える候補者の選定が遅れ、「争点」もブレる中、師弟関係にある小泉氏の“援軍”は心強い味方だろう。
「第2次小泉政権で小池氏が初入閣した頃、独身の総理の体を気遣って、お弁当を作ったことがあるそうです。その時の恩義を返すため、頼まれれば小泉氏が都議選のサポート役を引き受けると見られています」(政治部記者)
「壊し屋」2人のタッグは早くも動きだす。4月18日夜、赤坂の日本料理屋で小泉氏と小池氏は、「敵対関係」になる二階氏らと会合を行ったのだ。
「小泉氏が呼びかけて実現しました。同じ時間帯には、同店で安倍晋三総理(62)も会合をしていたんです。“偶然”会ったと説明していますが、安倍総理と小泉氏、小池氏の3人だけで数分間、言葉を交わし、握手をして別れたそうです」(前出・政治部記者)
“密談”によって、はたして「対決姿勢」は有権者へのパフォーマンスと終わるのか。