80代からが人生の黄金期だ「ジェームス三木」(4)喫煙スポットは“出会いの場” (2/2ページ)
愛煙家仲間と集うのは、長寿につながると思いますよ。伴侶に先立たれて孤独になると、死期が早まると言うじゃないですか。喫煙者の皆さんにはシガーバーへ行って、仲間を見つけることをオススメしたいです。今は喫煙者というだけで肩身が狭い世の中ですが、こんなに楽しい社交の世界を知ったら離れられなくなるはずですから。
やっぱり男にはいくつになっても居場所が必要です。そのためには自分の心の畑に“楽しみの種”を植えてあげましょう! 楽しみは人それぞれですが、種は何でもいいんです。10日後のデートを楽しみにしてもいいですし、僕は買わないけれど、宝くじの当せん発表を楽しみとしてもいい。宝くじって結果、当たらなくても当せん発表までは楽しいでしょう。僕は「ぬか喜びも喜びのうち」と、よく言うんです。ぬか喜びだって、喜ぶことができるならそれでいいじゃないですか。
楽しみが1つもなくなると、人は死んでしまいたくなるものです。だから楽しみの種を絶やさないことも大事。僕は常に、心の畑にいくつもの“楽しみの種”をまき続けています。これが元気に長生きできている、一番の秘訣なんでしょうね。
ジェームス三木:1935年満州生まれ。俳優座養成所を経て、歌手として13年間活躍。その後、脚本家に転身。ドラマ「澪つくし」や「独眼竜政宗」「八代将軍吉宗」などの脚本を数多く手がけるヒットメーカーとして知られる。また愛煙家としても有名。