もしかして慢性疲労症候群?長期間続く強い疲労感の原因を解説
肉体疲労がとれない、微熱が続く…。原因不明の体調不良は慢性疲労症候群かもしれません。
認知の低いこの症候群は周囲からの理解も得にくく、悩んでいる人も多いかもしれません。今回は、そんな慢性疲労症候群について詳しく医師に解説していただきました。 慢性疲労症候群とは
原因不明の強い 疲労感、全身の関節や筋肉の痛み、38.3度程度までの微熱など多彩な症状が長期間(約6カ月以上)続き、日常生活や社会生活が妨げられる病気です。
筋痛性能脊髄炎、慢性疲労免疫不全症候群などとも呼ばれます。 慢性疲労症候群の原因
原因は不明ですが、 風邪のような症状から始まることがあり、何らかのウイルス感染症が関係しているのでは、とも言われています。
そのほか、ストレスや精神的なショック、ケガ、手術、出産、化学物質への暴露なども原因の可能性があると考えられています。
慢性疲労症候群の症状
初期症状
・微熱
・ 喉の痛み
・リンパ節の腫れ
・関節や筋肉の痛み
上記のような風邪のような症状から始まります。
中期〜後期症状
・体と精神の強い疲れがある
・どれだけ眠っても解消されない
・思考力や記憶力の低下
・音や光に過敏になる
・食物や化学物質へのアレルギー反応が出やすくなる
・気分が落ち込む
・意欲がわかない
・物忘れも多くなる
その他、多様で程度も様々な症状が現れます。 慢性疲労症候群は検査で分かるの?
一般的に行われる血液検査、尿検査、レントゲンやMRIなどの画像検査では異常が見つからないことが多いですが、研究レベルでの検査では体内の炎症を反映するサイトカインや抗体の異常が発見され、脳の血流や活動を調べる特殊検査では異常が見つかる場合もあります。
そのため、「この検査数値が高ければ慢性疲労症候群と確定する」というような検査は今のところ存在せず、症状についての問診と、似たような症状を示す他の病気を除外することで診断が下されています。
疲労の程度については、月に数日以上は社会生活や仕事ができず、家で休む必要がある程度とされています。 慢性疲労症候群と重複する部分のある病気
慢性疲労症候群は、気分障害(うつ病や躁うつ病を除く)、身体表現性障害、不安障害、 線維筋痛症、 過敏性腸症候群などの病気と、症状がオーバーラップする部分があります。
慢性疲労症候群に似た症状を持つ病気には以下のようなものがありますが、これらは一般的な検査で異常が見つかる病気であり、これらが判明した場合には慢性疲労症候群ではないと考えられます。
感染症
・AIDS
・肝炎
・ EBウイルス感染症など
膠原病、自己免疫疾患
・ 全身性エリテマトーデス
・ 関節リウマチ
・ シェーグレン症候群
・ 甲状腺機能異常など
神経疾患
・ 多発性硬化症
・ 神経筋疾患
・ てんかんなど
睡眠障害
・ ナルコレプシー
・ 睡眠時無呼吸症候群など
臓器不全
・肝不全
・ 腎不全
・ 心不全
・肺気腫など
精神疾患
・ うつ病
・ 躁うつ病
・ 統合失調症
・薬物や アルコールの依存症など
慢性疲労症候群の治療内容
特に決まった治療法はありませんが、抗うつ剤や睡眠薬、ビタミンB・C、漢方薬を処方することがあります。
可能な場合は軽い運動やヨガを勧められる場合もあります。 慢性疲労症候群になりやすい人の特徴
この病気は医師の間でも認知度が低く、正しく診断されていない潜在的な患者も多いため、全貌は明らかではありません。
ですが20代〜50代で発症することが多く、女性のほうが男性より多いと言われています。 慢性疲労症候群は何科で診てもらえる?
特にどの診療科が専門ということもないのですが、除外すべき疾患から考えると以下で相談に乗ってもらえる可能性がありますす。
■ 免疫内科
■ 膠原病内科
■ リウマチ科
■ 整形外科
■ ペインクリニック
■ 心療内科
など 最後に医師から一言
慢性疲労症候群の程度は人により様々であり、1カ月のうち数日以外は仕事に通っている人もいれば、全く寝たきりの人もいます。
周りからは、気のせいや怠けていると言われ、病院でも不定愁訴として病名がつかずにいる方も多いと思われます。
(監修:Doctors Me 医師)
認知の低いこの症候群は周囲からの理解も得にくく、悩んでいる人も多いかもしれません。今回は、そんな慢性疲労症候群について詳しく医師に解説していただきました。 慢性疲労症候群とは

原因不明の強い 疲労感、全身の関節や筋肉の痛み、38.3度程度までの微熱など多彩な症状が長期間(約6カ月以上)続き、日常生活や社会生活が妨げられる病気です。
筋痛性能脊髄炎、慢性疲労免疫不全症候群などとも呼ばれます。 慢性疲労症候群の原因

原因は不明ですが、 風邪のような症状から始まることがあり、何らかのウイルス感染症が関係しているのでは、とも言われています。
そのほか、ストレスや精神的なショック、ケガ、手術、出産、化学物質への暴露なども原因の可能性があると考えられています。
慢性疲労症候群の症状

初期症状
・微熱
・ 喉の痛み
・リンパ節の腫れ
・関節や筋肉の痛み
上記のような風邪のような症状から始まります。
中期〜後期症状
・体と精神の強い疲れがある
・どれだけ眠っても解消されない
・思考力や記憶力の低下
・音や光に過敏になる
・食物や化学物質へのアレルギー反応が出やすくなる
・気分が落ち込む
・意欲がわかない
・物忘れも多くなる
その他、多様で程度も様々な症状が現れます。 慢性疲労症候群は検査で分かるの?

一般的に行われる血液検査、尿検査、レントゲンやMRIなどの画像検査では異常が見つからないことが多いですが、研究レベルでの検査では体内の炎症を反映するサイトカインや抗体の異常が発見され、脳の血流や活動を調べる特殊検査では異常が見つかる場合もあります。
そのため、「この検査数値が高ければ慢性疲労症候群と確定する」というような検査は今のところ存在せず、症状についての問診と、似たような症状を示す他の病気を除外することで診断が下されています。
疲労の程度については、月に数日以上は社会生活や仕事ができず、家で休む必要がある程度とされています。 慢性疲労症候群と重複する部分のある病気

慢性疲労症候群は、気分障害(うつ病や躁うつ病を除く)、身体表現性障害、不安障害、 線維筋痛症、 過敏性腸症候群などの病気と、症状がオーバーラップする部分があります。
慢性疲労症候群に似た症状を持つ病気には以下のようなものがありますが、これらは一般的な検査で異常が見つかる病気であり、これらが判明した場合には慢性疲労症候群ではないと考えられます。
感染症
・AIDS
・肝炎
・ EBウイルス感染症など
膠原病、自己免疫疾患
・ 全身性エリテマトーデス
・ 関節リウマチ
・ シェーグレン症候群
・ 甲状腺機能異常など
神経疾患
・ 多発性硬化症
・ 神経筋疾患
・ てんかんなど
睡眠障害
・ ナルコレプシー
・ 睡眠時無呼吸症候群など
臓器不全
・肝不全
・ 腎不全
・ 心不全
・肺気腫など
精神疾患
・ うつ病
・ 躁うつ病
・ 統合失調症
・薬物や アルコールの依存症など
慢性疲労症候群の治療内容

特に決まった治療法はありませんが、抗うつ剤や睡眠薬、ビタミンB・C、漢方薬を処方することがあります。
可能な場合は軽い運動やヨガを勧められる場合もあります。 慢性疲労症候群になりやすい人の特徴

この病気は医師の間でも認知度が低く、正しく診断されていない潜在的な患者も多いため、全貌は明らかではありません。
ですが20代〜50代で発症することが多く、女性のほうが男性より多いと言われています。 慢性疲労症候群は何科で診てもらえる?

特にどの診療科が専門ということもないのですが、除外すべき疾患から考えると以下で相談に乗ってもらえる可能性がありますす。
■ 免疫内科
■ 膠原病内科
■ リウマチ科
■ 整形外科
■ ペインクリニック
■ 心療内科
など 最後に医師から一言

慢性疲労症候群の程度は人により様々であり、1カ月のうち数日以外は仕事に通っている人もいれば、全く寝たきりの人もいます。
周りからは、気のせいや怠けていると言われ、病院でも不定愁訴として病名がつかずにいる方も多いと思われます。
(監修:Doctors Me 医師)