パティシエになるには? 仕事内容や必要なスキルとは

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子供のころの憧れのお仕事がパティシエだったという人も多いでしょう。根強い人気のある職業ですが、具体的にパティシエになるにはどうすればいいのかご存知でしょうか?
そこで今回は、パティシエになるにはどうすればいいかを解説します。

■パティシエはフランスでは国家資格!

お菓子作りのプロフェッショナルを指す言葉として一般的になった「パティシエ」。本来はフランス語で男性のお菓子職人を意味する言葉ですが(女性はパティシエール)、日本では男女の区別なく使われています。

お菓子職人といっても、せんべいやえびせんを作っているパティシエというのは聞きませんね。一般にはあくまでも洋菓子、それも見た目にもこだわったスイーツを作る人をパティシエと呼びます。

パティシエの本場、フランスでは、パティシエを名乗るには国家資格が必要です。技を極めて腕を認められれば、いわば食の芸術家として多くの人に尊敬されます。なにせ「フランス文化の最も優れた継承者」に贈られる国家最優秀職人賞(「M.O.F」と略されます)に「パティスリー部門」があるぐらいです。

ちなみに「M.O.F」には約180種類以上も部門があり、その中で最も有名なのはやはり「料理」。フルコースにはデザートがつきものですね。スイーツは世界的に有名なフランス料理の出来栄えに寄与する大事な要素。だからこそパティシエも栄誉ある仕事なのです。

ちなみにフランスでパティシエの資格というと、「CAP」という入門クラスから、「Brevet de Maîtrise」というハイクラスの資格まであります。「Brevet de Maîtrise」は菓子職人の修めるべき全課程を修了しないと取得できません。

■パティシエになるには「専門学校から洋菓子店に就職」が一般的

フランスのパティシエについてご紹介しましたが、日本では「パティシエ」になるのに特に資格は必要ありません。

一般的には、調理師専門学校や製菓専門学校などに進学し、そこでお菓子作りの技術を学んで卒業。洋菓子店やホテルなどに就職するといったルートが多いようです。洋菓子店やホテルで腕を磨いて、後に自分のお店を持つという人も少なくありません。

製菓衛生師養成施設で1年以上学ぶか、2年以上の実務経験のある人が受験できる「製菓衛生師」という国家資格がありますが、これは「菓子製造業に従事する者の資質を向上させ、もつて公衆衛生の向上及び増進に寄与することを目的とする」と『製菓衛生師法』にあるとおり、別に「この資格がないとお菓子が作れない」というものではありません。

ちなみに自分でケーキ屋さんを開業する場合には、
●食品衛生責任者
の資格を持つ人が必要になります。自分でやるのであれば、一日講習を受けて資格を取り、保健所に届ければそれでOKです。「栄養士」「管理栄養士」「調理師」「製菓衛生師」などの免許のいずれかを持っているのであれば、講習を受けなくても食品衛生責任者になれます。

また、ケーキ屋の「営業許可」を得なければなりませんが、ケーキを陳列して売るのであれば「菓子製造業許可」を申請して取得します。これも申請先が保健所です。ちなみに、イートインを設けて、ケーキと飲み物をそこで楽しんでほしい、なんてときには「喫茶店営業許可」も申請しないといけません。

というわけで、パティシエになるにはどうすればいいかを解説しました。日本の場合パティシエになるには特に資格は要りません。大事なのは、お客さんが喜んでくれる「きれいでおいしいお菓子」を作れるか、という腕ですね。本格的にパティシエとして成功したいのであれば、フランスに留学して本場の国家資格取得を狙ってみるという道も考えてみてはいかがでしょう。

⇒データ引用元:『製菓衛生師法』
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S41/S41HO115.html

(高橋モータース@dcp)

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