浦和レッズ森脇良太「差別発言」曖昧な裁定 (2/2ページ)
また、2014年3月8日に埼玉スタジアムで行われた浦和対サガン鳥栖で、浦和のサポーターグループの一部男性が《JAPANESE ONLY》と書かれた横断幕を、ホーム側のゴール裏スタンドのゲート入り口に、ピッチとは反対方向へ向けて掲出した。Jリーグ側は横断幕が“日本人以外お断り”を想起させる、差別的な行為であると認定。これを取り除かせなかったクラブ側も、差別的な行為に加担したことになると判断して、けん責と、現時点でもJリーグ史上で唯一となる無観客試合の開催という制裁措置を浦和に課した。
浦和は2014年の制裁に対して、「差別の根絶を行う立場でありながら、深刻な事態を引き起こした」、「今回の事案を機会に生まれ変わる」、「差別的な発言と行為を撲滅していく」と表明し、これを徹底するために専従職員を置いたのだが、今回の“事件”は選手が起こしてしまった。
国際サッカー連盟(FIFA)は、2013年総会で“反人種差別・差別に関する戦い”を決議。加盟する各国協会に対して、ガイドラインを提示している。これを受けた日本サッカー協会(JFA)も、同年11月に規定を整備し、Jリーグのクラブをはじめとする加盟団体に対して、周知徹底をさせてきた。
それが浦和では徹底されていなかったと言われても仕方ないと言える。
Jリーグはこうした事例を根絶する立場であるならば、徹底した調査と過去の事例と照らし合わせて厳正な処分を下さないと、イメージダウンにつながるだろう。
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