日テレがフジのいいとこ取り?視聴率三冠王が仕掛ける仁義なき攻勢 (2/2ページ)
■三冠王・日テレが低迷フジの手法をアレンジ?
「このやり方は日テレのライバル局であるフジテレビのやり方を踏襲したものでしょう。フジテレビでは、夏から山下智久(32)主演の『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の第3シリーズが月9ドラマ枠で放送します。視聴率にあえぐ月9ですが、過去の高視聴率ドラマの続編で巻き返しを図ろうとしています。日テレが続編ではなく単発のスペシャルにしたのは、話がダレてしまい『続編になってつまらなくなった』という評価を避けたるためにとった安全策といったところでしょうね」(前出・記者)
日本テレビとフジテレビはこれまでも、視聴率や番組制作において火花を散らしてきた。特にこの対決の構図は、朝の情報番組においても長年見られている。
「フジの『めざましテレビ』と日テレの『ZIP!』は、視聴率対決が終わりを見せません。そもそも『ZIP!』は、絶頂期にあった『めざましテレビ』のスタイルを意識して作られたものとも言われています。『ZIP!』が優勢になった時期もありましたが、今年4月には再び『めざましテレビ』が巻き返しています。こうした日テレの“フジテレビのいいとこどり”は、徐々にドラマにおいても浸透してきているようです」(前同)
かつてライバル局同士だったものの、現在では視聴率で圧倒的な差が開いている両局。日テレの情け容赦ない攻勢はまだまだ続きそうだ。
- 文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
- ※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する