やくみつる×貴闘力 大熱戦「五月場所」副音声“裏解説”(3)出口が見えた「モンゴル時代」 (2/2ページ)
やく モンゴル勢が星のやり取りをしているとは言いませんが、突っ走っている人に優勝争いが収斂する傾向がある。それをファンは敏感に感じ取ります。
貴闘力 とにかく稀勢の里は美男力士でも相撲がうまいわけでもないし、ムチャクチャ強いわけでもない。にもかかわらず、みんなが応援してくれるのは正直に生きているからですよ。
やく 体が丈夫とはいえ、稀勢の里時代が長く続くとも思えない。これも過渡期だと思いますね。相撲というのは、70年から80年楽しめる。1ステージ10年として、7~8ステージ。その中には、強い横綱の時代もあろうし、群雄割拠の時代もある。モンゴル人の時代はいささか長かったが、そろそろ見えてきたかなと思いますね。正代、豊山、貴源治という上を目指せる力士も出てきました。
──今後の角界を引っ張る日本人力士にも注目したいですね。本日はありがとうございました。