クレーマーの声を紹介するな?アキラ100%へ苦言のBPOに大ブーイング (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 BPOは、なぜこんなに怒りを買いやすいだろうか。

「BPOは立場上、視聴者から寄せられる“意見”を大事にしている。今までだったらクレーマーのいちゃもんだと片付けられていた声も、律儀に吸い上げている。傍から見ればBPO自体がバラエティの窮屈さを生み出す因子だと捉えられやすい。以前に放送されていた深夜のセクシー番組を考えると番組作りの難しさは隔世の感がある」(テレビ局関係者)

 BPOは過去に、『ZIP!』(日本テレビ系)の料理コーナー「MOCO'Sキッチン」で行う速水もこみち(32)のオリーブオイルの大量使用をめぐるクレームを紹介。速水のファンを中心に物議をかもした。

「バラエティなどに対する意見は傾向的に教育目線のものが多い。下ネタ・イジメ・健康被害を喚起させるネタは今後も標的になるでしょう。一方、巷では漢字学習帳の『うんこ漢字ドリル』(文響社)が大ヒットしている矛盾がある。アキラ100%は苦情を逆手にとって、井手らっきょ(57)のごとく天狗お面や鶴パンツなど安全な見せネタを考えるしかないのかも」(前出・関係者)

 BPOをめぐる批判が日増しに大きくなりつつある中、一部バラエティに動きもある。『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)などは、過激ネタをインターネットへ移行して展開。一部タレントも『AbemaTV』でレギュラー番組を抱えるようになった。今後はバラエティ番組もBPOの圧力を避けて通るか受け止めるか、難しい選択を迫られそうだ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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