堀ちえみ「やっぱり『スチュワーデス物語』があったから、今の自分がいます」 (3/5ページ)

日刊大衆



堀 そうなんです。衣裳も温かそうなものだと一生懸命さが伝わらないからといって、半袖を着せられたり、霧吹きで水を掛けて汗を作ったり。真冬の撮影だったんで、外は雪だったんですけどね。

――そんな過酷な撮影だったってことは、やっぱり現場の雰囲気もピリピリしていたんですか。

堀 そんなことなかったですよ。みんな和気あいあいとしていました。でも、当時の私は、とにかく忙しくて、撮影の合間はほとんど寝ていましたね。そんな私を、村沢教官役の風間杜夫さんは「かわいそうだから、本番直前まで寝かせてあげよう」って言ってくれていたみたいです。

――あの鬼教官も、実は優しい人だったんですね(笑)。

堀 私も、まだ16歳、高2でしたからね。

――そんなに忙しくて、学校の勉強は大丈夫でした?

堀 実はこのドラマの撮影の1年間は、ほとんど学校に行けなかったんです。でも通っていた高校がすごく厳しくて、一応3年間で卒業はしたんですけど、“このまま本当に卒業をさせるわけにはいかない”と、卒業式の翌日に卒業証書を返すことになったんです。

――えっ!? 実は卒業していないんですか。

堀 いえ。それから1年間マンツーマンで授業をしてくれたんです。それで改めて卒業証書を渡されました。本当にありがたい話です。

――アイドルって大変ですね~。今のアイドルでも話題になりますけど、当時もやっぱり、恋愛はご法度だったんですよね。

堀 たぶん、今より厳しかったんじゃないかな。私、寮に入っていたんですけど、男子禁制はもちろん、マネージャーも玄関までしか入れなかったんです。しかも、玄関ドアの手が届かない位置に大きなベルが3つあって、開けると大きな音が鳴るようになっていたんです。

――まるで忍者屋敷!

堀 そうですよね。外に出たら出たで、男の子とコンタクトを取れないように、マネージャーがトイレまでついて来ましたからね。公衆電話を使うときも、横で話を聴かれていました。

――それはすごい……。
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