コリアン街を号泣しながら徘徊も?草なぎ剛が抱える”重圧と奇行癖”

デイリーニュースオンライン

Photo by dacian dorca-street photographie(写真はイメージです)
Photo by dacian dorca-street photographie(写真はイメージです)

 元SMAPの草なぎ剛(42)のさびしげな“奇行”が、今月19日発売の写真週刊誌『フライデー』(講談社)で報じられ話題を呼んでいる。記事によれば、草なぎ剛が新宿外れにある住宅街の歩道で、足を投げ出してへたりこんでいたようで、泣いていたのか時折嗚咽も漏らしていたようだ。草なぎ剛が目撃された場所は自宅からかなり離れた位置にある大久保のコリアン街付近。飼い犬だというフレンチブルドッグも一緒だったと伝えてられている。

 記者から声を掛けられた草なぎは散歩をしていたと淡々と答え、SMAP解散の話題を持ちかけられると「何も答えられないんです」と返答し、自宅方向へとぼとぼ歩きだしたという。

 草なぎと言えば、2009年にも泥酔し全裸状態で公園内にて意味不明の叫び声をあげ、逮捕された過去がある。このほかにも、六本木周辺を奇声をあげながら自転車で暴走していたり、タクシーの窓を全開にして通行人をずっと眺めていたといった話もある。 

 今回の報道を受けて、「またか」という声と同時に「むしろ悲壮感さえ漂う」と草なぎを哀れむ声も多く挙がっているようだ。一部では、草なぎの“奇行”は自身のストレス発散なのではとも言われているが、とくに元SMAPのなかで最も“宙ぶらりんな状態”であることも、今回の件に関わっていそうだ。

「当初は木村拓哉(44)以外、ジャニーズ事務所の退所が囁かれていましたが、ここに来て実際に退所するのは、草なぎと香取慎吾(40)だけになっているという話になっています。中居正広(44)は自身の独立計画がうまく進まず残留、稲垣吾郎(43)もマイペースな役者活動を重視するため残留するとみられているのです。香取は、現在中国で事務所を立ち上げると噂されている、元マネージャーI氏のもとに行くのではと言われています。草なぎはビジョンがなく独立後のプランが見えないようです」(芸能記者)

 奇行の原因は自身の先が見えない今後に対する不安とストレスだったのだろうか……。

■退所後は元マネージャーの片腕として活躍?

 SMAP解散後は、1月期放送のドラマ『嘘の戦争』(フジテレビ系)に出演していた草なぎ。視聴率も平均2ケタを超えるなど、比較的好調だったこともあり、こうした俳優としてのオファーはまだ途絶えてはいないようだ。

「真面目で堅実な性格のため、業界内での評判はむしろ良い方です。ある映画監督からは、草なぎが持つ『ある種の冷酷な表情や狂気的な佇まいを使いたい』と、オファーが来ているとも言われています。しかし草なぎ自身は今、思考停止状態のようで演技にも興味を持っていないと言われています。こうした“無気力”が、奇行の要因にもなっているのかもしれませんが」(前出・芸能記者)

 ちなみに草なぎが香取とともに事務所を離れるか否かは、6月中に話し合いが行われるといわれている。I氏を懇意にしていたという香取の一方で、フリーズ状態にある草なぎはどのような活動を行っていくのだろうか。

「メインである役者もやらないとなると、しばらくは裏方としてやっていく可能性はありますね。一部では、I氏の片腕として動くのではないかとも言われているとか。もともとI氏はアジアを中心にビジネスを展開していくのではないかとも言われていましたし、草なぎも韓国語が堪能であるため、徐々に自身もアジアを中心に活動を展開していくことも考えられます」(前同)

 9月に事務所との契約が満了となるとき、草なぎはどのような判断を下すのだろうか。奇行が目撃されるほど精神的に追い込まれているのだとしたら同情を禁じ得ない。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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