平行線や縞模様で頭痛も?視覚情報と健康の深い関係について (3/4ページ)
■ 対象年齢の設定
しかし、目や脳が未発達な子どもには使用しないようにと対象年齢が設定されています。機器によって異なりますが、多くは12~13歳未満の子どもへの使用は推奨していません。
■ 子どもは目の機能が未発達
子どもは両眼の情報の違いから奥行きを感じる機能や、奥行きに応じて両目の位置を変える機能が未発達であり、VR機器の映像をみることで機能発達に悪影響を及ぼす可能性があるためです。
もともと見るものに対して左右の目をバランスよく動かしたり、脳で左右の目の画像を融合して立体的に捉える能力があまり高くない子どもが、VR機器の画像を見てしまうと、斜視やものが2つに見える症状を発症する可能性もあると考えられます。
今後の動向
遊園地の3Dアトラクションや3D映画について、「何歳からしか視聴を認めない」という法的な決まりは今のところなく、今後の業界の動向が注目されます。 視覚情報による悪影響5: 乗り物酔い

体の位置や動きを感じ取っている内耳の信号と、目から入ってくる移動の情報が一致しないことから、脳が混乱して乗り物酔いが起こるのではないかと考えられています。
そのため、窓から動く景色を見ることで乗り物酔いが軽くなります。 視覚を鍛える方法

ものを見るには目と脳、両方が健康である必要があります。
目
目の重要な部分の構造自体は、生まれた時には完成していますが、脳が視覚情報を受け取り処理するのに慣れていないため、赤ちゃんはぼうっとしか見えておらず、10歳ぐらいになってやっと脳が成熟すると言われています。