就活は想像より楽だった? つらかった? 経験者の多数派は……
おそらくほとんどの人が苦労するであろう就職活動。実際に経験してみると、さまざまな感想を持つと思いますが、なかには「想像していたよりは楽に進められた」という人もいるかもしれませんね。反対に実際に取り組んでみて想像以上に厳しい経験をした人もいるでしょう。今回は就活経験者の若手社会人のみなさんに、自分の就活は思っていたより楽だったか、つらかったかを聞いてみました。
■就活はどう感じましたか?
第1位「思っていたより楽だった」96人(50.3%)
第2位「想像通りだった」50人(26.2%)
第3位「思っていたより厳しかった」45人(23.6%)
■その理由を教えてください。
●第1位「思っていたより楽だった」
・あっさり内定が出たから(男性/27歳/商社・卸)
・内定が3社取れたから(女性/23歳/人材派遣・人材紹介)
・トントンと進んだ(男性/33歳/機械・精密機器)
・圧迫面接などの話を聞いて、もっとメンタルがボロボロになるかと思ったけど、そういう経験もなかったから(女性/25歳/アパレル・繊維)
●第2位「想像通りだった」
・かなり苦労するという話は聞いていたので、その通りだと思った。始めからあまり楽観はしていなかったので(女性/25歳/食品・飲料)
・それなりの厳しさは覚悟していたから(女性/29歳/団体・公益法人・官公庁)
・想像していたより早く決まったけど、その分広範囲にわたって就活で移動したりしたので、よくも悪くも想像通りの就活だった(男性/26歳/自動車関連)
・ある程度厳しいものだとわかっていた(女性/25歳/小売店)
●第3位「思っていたより厳しかった」
・中小企業を狙えば楽勝だと勘違いしていたから(女性/25歳/生保・損保)
・想像以上に相手にされないのがつらかった(男性/33歳/金属・鉄鋼・化学)
・なかなか最終面接にたどり着かず、内定を得るまで時間がかかった(男性/27歳/運輸・倉庫)
・希望業界が狭き門だった(男性/28歳/運輸・倉庫)
「思ったよりも楽だった」という回答の裏には、就活を開始するまでにそのつらさ、大変さをたくさん周りの人やメディアから言われてきたから……という事情があるようです。「想像通りだった」と答えた人も、その厳しさを予想していたからこそという回答が目立ちました。
就活は将来を決める大事な分岐点。自分の未来がかかっていると思うと、楽観視することはできませんよね。つらくても乗り切るためには、初めからある程度の覚悟を持って就活を行うことが必要なのかもしれません。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2017年5月
調査人数:就活を経験した社会人歴5年目までの男女191人(男性63人 女性128人)