【例文つき】ソフトウェア・通信業界を目指す就活生のための志望動機の書き方

最近ますます需要が高まっているソフトウェア・通信業。就活生のみなさんのなかにも、ソフトウェア・通信業界を目指す方も多いでしょう。ソフトウェア・通信業界を志望するにあたっては、「ソフトウェア・通信業界とは、なにを実現することで社会に貢献するのか?」という本質を掘り下げたうえで志望動機を作成することが大切です。ソフトウェア・通信業界を志望する場合の、志望動機の書き方を解説します。
1.ソフトウェア・通信業界とは
「ICT(Information and Communication Technology)」というキーワードからもわかるように、「情報処理(IT)」と「通信(Communication)」の融合が進み、ソフトウェアと通信は、一つの業界とみなされるようになっています。
この業界を志望する場合は、
(1)超高速ネットワーク基盤を提供する会社
(2)超高速ネットワークを活用するゲームなどのソフトウェアを開発する会社
(3)SNS(social networking service)を提供する会社
(4)企業の業務効率化に繋がるコンピューターシステムを開発する会社、その保守・運用を手掛ける会社
(5)ICT活用の専門家としての助言を提供する会社
など、さまざまな事業がある中で、どれを中核事業とする会社を志望するか? を絞り込む必要があります。
2. ソフトウェア・通信業界が提供する本質的なモノは?
ソフトウェア・通信業界が社会に提供する本質的なものは、「支援」です。たとえば、システム開発や大容量のサーバーを貸し出すことで、業務の効率化や経営のスリム化を支援します。SNSを提供することで、情報収集力や発信力の拡大を支援します。高速ネットワークを提供することで、コミュニケーションを支援します。
3.志望する事業分野を絞り込む
志望動機の作成にあたっては、自分は『なに』を通して、『社会全体・企業・個人』のいずれを支援したいのかを絞り込むといいでしょう。また、『営業コンサル・開発・運用管理・企画』などの、『どの職種』で応募するかも絞り込んでおくことをおすすめします。
絞り込まないままでは、『ICTを駆使して、社会の発展に寄与したいです』などのように、どうしても漠然とした志望動機になりがちだからです。
4.志望動機作成手順
志望動機は、以下の3つの流れで作成すると良いでしょう。
(1)興味をもっている分野を特定する
「私は、システム開発を通して、企業の業務効率化を支援することに興味があります。理由は、AIやIoTという新たなトレンドの出現によって、システムの刷新・改革需要が生まれ始めているからです。ICTの中でも、企業の業務効率に係わる市場が、もっとも将来性や発展性があると感じています」
(2)志望会社のプロジェクトの中で、一番所属したいものを取り上げる
「貴社のプロジェクトの中では、Aプロジェクトにもっとも魅力を感じています。理由は、〇〇といった展望が見込めると、説明会でお聞きしたからです」
この部分は、会社説明会や社員訪問を通して知った情報を引用すればよいでしょう。
(3)自分の強みのアピール
「大学で学んだプログラミング知識やスキルを活用し、貴社の目指す「〇〇」という理念の実現に力を尽くしたいと考えております。よろしくお願いいたします」
ここでは、スキルや知識といった自分の強みのアピールを行います。必ずしも大学で専門的に学んでいるものでなくてもかまいません。アルバイトや趣味を通して得た知識、粘り強さ等の長所など、4-2で取り上げたAプロジェクト(=入社できたならば一番所属したいプロジェクトや部署)の概要や職務内容と繋がりがあるものを選びましょう。
また、多くの会社は、「ICTを通して〇〇の実現に貢献する」などのキャッチフレーズや理念を掲げていますので、「貴社の理念の実現に力を尽くしたい」等の締めくくりとすると良いでしょう。
■ソフトウェア・通信業界の志望動機の書き方まとめ
ソフトウェア・通信業界の裾野は広く、会社によって事業内容や求めるスキルもバラバラです。ソフトウェア・通信業界の志望動機を書く際は、まずは志望企業の事業について確認し、自分の強みと関連付けて志望動機を作り上げていきましょう。
まるっと分かる!『就活の志望動機』 志望動機とは?求められる理由は? 志望動機で困ったときの考え方のヒント 理系学生のための志望動機の考え方 志望動機が思いつかないときの対処法 志望動機の書き方(例文付) 志望動機は何文字くらいで書けばいい? 面接での志望動機の話し方のポイント文・岡 茂信 (おかしげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」( http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。