80代からが人生の黄金期だ「キダ・タロー」(1)「よう今まで生きてこれた」 (2/2ページ)
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大学を中退後、18歳でプロピアニストに転向して本格的な作曲活動に入る。現在まで3000曲以上を作曲。テレビ番組の代表的なテーマ曲「プロポーズ大作戦」「2時のワイドショー」や関西人にはなじみ深い「アサヒペン」「かに道楽」などのCMソングを手がけてきた。
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性分がナマクラ(ナマケモノ)ですからね。作曲の仕事をいただいてもすぐに作曲にかからない。「ちゃんとできるやろうか」「どうしよ」「締め切りまで10日あるけど締め切りまでに作れるか」と思いながら締め切り前までいくんですよ。
物書きはみんなそうみたいですね。「なんとなしに自信ないというか、ヤバイというか。ひょっとしたら俺できへんちゃうか」というのが常にありまして、にっちもさっちもいかんようになってから仕事を始めますから。案の定うまくイケへんのやけど、締め切りやから、まあしゃーないっていうパターンでずっと今日まで来ておりますから。だから、自分が作った曲で満足したものは1曲もありません。自慢やありませんけど自慢ですわ(笑)。
キダ・タロー:1930年、宝塚市生まれ。作曲家としてこれまで数多くのテレビ番組やCMソングなどを手がける。代表作に、NHK「古寺巡礼」「生活笑百科」など、作曲した作品は3000を超える。また「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送)の最高顧問としてもテレビ出演中。