ツインヘッドですやん!史上最大の飛行機「ストラトローンチ」が公開される

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ツインヘッドですやん!史上最大の飛行機「ストラトローンチ」が公開される
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 マイクロソフト社の共同設立者ポール・アレン氏が世界最大の飛行機を公開した。同氏のストラトローンチ・システムズ社が開発するそれはサッカー場よりも長い翼幅を誇るそうだ。

 ストラトローンチの姿はそれまでに作られたどんな航空機とも異なっている。胴体内に貨物室を設けるかわりに、2本の胴体が与えられているのだ。



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Stratolaunch ~ World’s Largest Plane by Wingspan. First Rollout

 2本の胴体を構成するのは軽量合成素材の翼とフレーム。

 翼幅は実に117メートル。エンジンを6基備え、アメリカのヒューズH-4ハーキュリーズや、スペースシャトルを運ぶために開発された現在世界最大の航空機のAn-225(ソ連)を上回る。

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・2つの胴体の間にはロケットを搭載
 ストラトローンチが2つの胴体を持つのは、その間にロケットを搭載して輸送するためだ。一定の高度まで到達するとロケットを切り離す。するとロケットは自らのブースターで宇宙空間まで飛び立つという仕組みだ。

 愛称は「ロック」。カリフォルニア州モハーヴェ砂漠にその格納庫がある。開発したのはストラトローンチ計画のパートナーであるスケールド・コンポジット社(ノースロップ・グラマン社傘下)である。

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 カーゴを搭載しない状態での機体重量は約226トン。また最大約589トンの貨物を輸送することが可能だ。地上では28基の車輪で移動し、離陸すれば6基の747エンジンで最大時速850キロで飛行することができる。

 

 これほどまでに大きい理由は、空中でロケットランチャーとしての機能を果たすためだ。これまで人工衛星は発射台から宇宙へと打ち上げられてきた。

 しかし、これには大量の燃料が必要になる。そこでよりコスト効率に優れた、ロケットを空に運び、そこから打ち上げる方法が考案された。

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 民間企業による宇宙開発は加速している。イーロン・マスク氏のスペースX、ジェフ・ベゾス氏のブルー・オリジン、リチャード・ブランソン氏のヴァージン・ギャラクティックなど、様々な企業が宇宙へ向けてビジネスを展開しようとしている。

 しかし各企業のビジョンはそれぞれ異なっており、例えばマスク氏なら火星への有人飛行、ベゾス氏なら低コストかつ再利用可能なロケットの開発を目指し、ブランソン氏の場合は宇宙ツーリズムの開拓を主眼とする。

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 アレン氏のアプローチの利点は、発射台の日程の問題や天候に関連した遅延に悩まされることなく人工衛星を軌道に正確に打ち上げられる点にあるだろう。

 この長所を利用して、地球低軌道を飛行する人工衛星向けのサービスを計画しているとのことだ。すでに昨年、アメリカの航空宇宙・防衛企業オービタルATK社と契約が締結され、同社のペガサスXLロケットを運搬することが決定された。

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 なお人工衛星産業協会の報告書によると、こうした衛星ネットワーク関連ビジネスは急速に発展しており、2015年の利益は約20兆8,000億円ほどだった。


via:popularmechanics・.dailymailなど/ translated hiroching / edited by parumo



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