自民大分裂 安倍政権崩壊で始まる小池百合子都知事の逆襲(2) (2/2ページ)
「そのヤジは、受動喫煙防止対策を盛り込む健康増進法改正案の党厚生労働部会で、がん患者に寄り添うよう求めた三原じゅん子参院議員の発言中に飛び出した。結果、大きく報じられたことで大西氏は都連副会長を辞任。これが、7月の都議選へ向け、大西氏の地盤である江戸川区ほか多くの選挙区で自民党にとって大ダメージになるのは必至。小池氏は、ここぞとばかりに子どもを守るための家庭や車も含めた受動喫煙防止対策を打ち出し、自民党との差別化を鮮明にすることで逆襲に転じたのです」(都政記者)
さらに、選挙アナリストは、こう言う。
「『安倍首相の意向によって、公正であるべき行政が歪められた』、『黒を白にしろと言われているようなもの』という前川氏の会見での発言も、まさに小池新党にとっては追い風です。小池氏も街頭で『忖度政治、これこそ自民党都連そのもの』と、乗じた演説を始めている。全国紙などによる世論調査での都議選結果予測からすれば、最近までは獲得議席でいうと自民党50、小池新党40あたりが予想されていた。しかしここへ来て、小池新党が再び50議席突破の勢いになったともっぱらです」
足元が大きく揺らぎ始めた安倍政権。隙を突く小池氏が一気に畳みかけるか。