子どもの夏風邪?ヒトメタニューモウイルス感染症にご用心

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元モーニング娘。のタレント飯田圭織さんの次男が感染したことが話題になった、ヒトメタニューモウィルス感染症。( 参考)

発熱や など、 風邪と似た症状が出るため気づきにくいようですが、放っておくと重症化する場合もあるそうです。

今回は、ヒトメタニューモウイルスについて、医師に解説していただきました。 ヒトメタニューモウイルス感染症とは
ニューモとは肺のことです。

ヒトメタニューモウイルスは特別なウイルスや新たに生じたウイルスではなく、いわゆる風邪の原因の一つです。

生後6カ月ごろから感染が見られ、10歳までにほぼ100%の人が感染すると言われています。

(参照: 厚労省) 
(※1) ヒトメタニューモウイルス感染症の症状
■ 発熱
■ 鼻水
■ くしゃみ

■ 痰
■ 呼吸困難
■ 嘔吐
下痢
頭痛

引き起こす可能性がある疾患
・上気道炎
気管支炎
細気管支炎
肺炎

注意点
まれですが 脳炎や脳症も報告されています。

通常は1週間程度で自然治癒しますが、心臓や肺に病気がある場合や、免疫力を低くする薬を飲んでいる場合には重症化することもあります。

また、高齢者も注意が必要です。 ヒトメタニューモウイルス感染症の流行時期
■ 流行時期
一年を通して見られますが、春から初夏にかけてが多いと言われています。

■ 潜伏期間
ヒトメタニューモウイルス感染症の潜伏期間は、4〜6日とされています。 ヒトメタニューモウイルスの感染経路
インフルエンザウイルスやRSウイルスと同じで、下記のように感染します。

飛沫感染
咳やくしゃみの飛沫を吸い込んで起こる感染。

接触感染
鼻水・唾液・痰のついたドアノブや手すりを触った手で鼻・口を触ることによって起こる感染。 ヒトメタニューモウイルス感染症の検査
迅速検査
2014年から迅速検査( インフルエンザの検査のように、鼻水を綿棒で取って検査し、10分程度で結果が出る検査)が保険適応になったため、診断が容易になりました。

画像検査
6歳未満で、画像検査(胸のレントゲン写真)で肺炎が強く疑われる場合に検査を行います。

その他の検査
その他、全身の状態を把握するために、喉の診察、呼吸音の聴診、血液検査などを必要に応じて行います。

検査時期
発症後1〜4日の、ウイルスが多い状態での検査が望ましいとされています。 ヒトメタニューモウイルス感染症の治療
ウイルスを殺す薬はなく、通常は1週間程度で治るため、対症療法を行います。

呼吸困難がある場合は酸素投与や気管支拡張剤、ステロイド(飲み薬、点滴、吸入)を使用することがあります。
ヒトメタニューモウイルス感染症の出席停止期間
インフルエンザとは異なり、学校保健法で定められた疾患ではないので、特に決まった出席停止期間はありません。
ヒトメタニューモウイルス感染症の予防法
インフルエンザと同様、うがい・手洗い・マスクが有効です。

ワクチンは開発されておらず、一度感染しても十分な免疫ができないため、何度も繰り返し感染するとされています。
最後に医師から一言
ヒトメタニューモウイルスには特効薬はなく、対症療法のみで治癒するとされています。

肺炎が疑われる場合以外は検査を行う必要もありません。

聞きなれない病気ですが、風邪の一つですので、心配し過ぎないようにしましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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