知らなきゃ獲れない「夏競馬」の3大因縁バトル!(1)熾烈なリーディング争いが繰り広げられる函館競馬 (2/2ページ)
今年は落馬負傷で札幌からの参戦となるだけに、その勝ち星がポイントになるか。西の調教師は蛯名のいわゆる“トントン乗り”をあまり評価してないので、ルメールに流れそう」
14年皐月賞馬のイスラボニータは16年安田記念を最後に蛯名の手を離れ、ルメールのお手馬になり、今年4月のマイラーズCで2年半ぶりの勝利に導かれた。
「蛯名ファンから見れば、ルメールは因縁深い騎手でしょうね。ただ、今のルメールを蹴って馬券は取れない。函館に初見参とはいえ、スタートと位置取り、折り合いがポイントの函館こそ、ルメールにぴったり。今年のダービーを見れば一目瞭然で、あの大舞台でも、ペースが遅ければ位置を上げ、しっかりと折り合って完勝でした」(前出・ベテラン記者)
今年はルメールの圧勝劇もありそうだ。
「札幌の成績は関東馬で22勝(勝率31.4%)、関西馬で10勝(同11.8%)。騎乗数は関西馬のほうが多かったものの、勝ち鞍の多くは関東馬。関西の調教師からも有力馬を任されるようになれば、圧倒的な成績を収める可能性もありそうです」(前出・伊吹氏)
ただし、函館は内枠が有利になりがちな競馬場だけに、馬番も注視したい。
「例えば、函館実績のある岩田騎手にしても、枠順がポイント。芝であれば、馬番が1~6番だったレースは複勝率53.7%。ダートは馬番2~4番のレースに限ると複勝率53.2%と高い」(前出・伊吹氏)
※記事中のデータはJRA主催のレースのもので、特に記載のあるものを除き、17年5月28日終了時点のものです。