これが約1億年前の鳥のヒナの姿だ!琥珀の中に閉じ込められた羽毛の生えた絶滅鳥類が発見される(ミャンマー) (2/3ページ)
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小さな琥珀の塊の中に、孵化したヒナのツメのついた足が見える。およそ1億年前に閉じ込めらたと思われる。image credit:Lida Xing
琥珀の大きさは、長さ8.6センチ、幅3センチ、厚さ5.7センチだが、半分に割れてしまっている。そのため、残念なことにヒナの頭蓋が切断されて骨が砕かれ、琥珀のかけらの片方にクチバシ、もう片方に頭蓋や首が分かれてしまっているという。
それでも体のほうはほぼ完璧で、琥珀の中には小さな頭や首、翼の一部、足や尾が残っていて、柔らかな組織や羽毛も豊富に見受けられる。
最初の羽の抜け替わりの途中で、粘着性のある樹液にとらわれたようで、その体には少量の羽毛が残っていた。
しかしすでに、主翼羽はしっかり生えそろっていて、ここから、このグループの鳥が早い時期から他のブループの鳥類と枝分かれして独立していたと考えられるという。
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CTの画像から、まだ毛が生えたばかりのヒナが琥珀の中に閉じ込められているのがわかる。隣は生きていたときにどんな姿をしていたかを復元した画像image credit:Lida Xing
鳥類の場合、化石にまれに残された羽毛のおかげで、古生物学者が羽の多様性や、初期の鳥類にとっての羽の役割をより理解することができる。
「普通の化石では、羽毛が残っていることがほとんどないのでよく理解できないが、琥珀ならば原始の羽毛がどんなものだったのか、はっきり目で見ることができる。あらゆる種類の変わった形態を示してくれているのだ」とオコナーは言う。