木村拓哉が方針一変?映画やドラマ不調で”父親アピール”の窮状

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
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 SMAP解散後、苦境に立つ“俳優”木村拓哉(44)。ドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)では思ったほどの成績を残せず、映画『無限の住人』では興行収入10億円も厳しい状況。トヨタ自動車やダンディハウスのCMも相次いで降板している。

 そこで木村は、自ら日本テレビにバラエティ番組の打診を始めたという。”大の日テレ嫌い”で知られていた木村だが、もはや背に腹はかえられぬ、ということだろうか。しかしそれも、中居正広(44)のジャニーズ事務所残留が決定的になったことで可能性は消えたと関係者は話す。

「同局で2本のレギュラーを持っている中居が独立ともなれば、ジャニーズ事務所に気を使って減ったジャニーズ枠を維持させるため木村をバラエティにという流れもあった。しかし、中居のジャニーズ残留がほぼ決まり、その線は完全になくなりました」(芸能関係者)

 独立の選択肢を捨てた中居が、バラエティ進出をもくろむ木村にとって障害になってしまったようだ。

■俳優から“父親・木村拓哉”への転換も?

 SMAP解散後、ドラマ、映画で成績を残せてない木村。事務所としてはジャニーズの絶対的存在である木村拓哉を、このまま落ちぶれさせるわけにはいかない。そこで新たに模索された復活案が“父親・木村拓哉”のアピールだという。

「ジャニーズにとって結婚や家庭の話は本人や奥さんであっても本来はタブー。ところが木村だけはこのタブーから外れている」(前出・関係者)

 4月27日放送の『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系)では、娘の話題を口にしてファンに衝撃を与えた。また6月9日、ラジオでサラダのアレンジについて「ぬか漬けたキュウリ」と発言した翌日に、妻の工藤静香(47)がインスタグラムで「ぬか漬けのキュウリ」をサラダに加えると投稿。まるで示し合わせたかのようなタイミングだった。

「家族ネタを一気に解禁すると世間の反発を免れないと考え、徐々に家族の話題を出して様子を見ているといったところ。先日も『週刊女性PRIME』に家族団らんの写真と記事が掲載されていましたが、これも新戦略のひとつ。これまでには考えられない露出でした」(前同)

 2015年、ドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日)で父親役を演じたが、何を演じてもキムタクと批判も集めた。はたして実生活での父親アピールは戦略として成功するのか。妻・静香の役割も今まで以上に必要になってくるだろう。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)
※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。
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