NZは20歳のイオアネが初先発! B&Iライオンズの10番はファレル
ワールドラグビーランキング1位のオールブラックス(ニュージーランド)と、4年に一度結成されるドリームチームのブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズがいよいよ激突する。
24日にオークランドのイーデンパークでおこなわれるテストマッチ第1戦へ向け、両チームが試合登録メンバーを発表した。
オールブラックスのNO8キアラン・リード主将は、4月のスーパーラグビー試合で骨折していた手の親指が回復し、戦列復帰で先発する。
11番は20歳のリーコ・イオアネが任され、テストマッチ初先発となる。WTBイオアネはブルーズの一員として出場した今月7日のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦でトライを挙げるなど活躍していた。その一方、2015年ワールドカップで最多の8トライをマークし、通算53試合で46トライを挙げているWTBジュリアン・サヴェアは第1戦のメンバーには入らなかった。
ろっ骨を痛めていたCTBライアン・クロッティも復活し、ソニービル・ウィリアムズとミッドフィールドを形成する。
2番手SOのアーロン・クルーデンは膝を痛めており、出場可能かどうかは金曜日に判断される。
クルセイダーズ戦で巧みにプレーメイキングしたライオンズのオーウェン・ファレル(Photo: Getty Images)ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズは、ツアー主将のFLサム・ウォーバートン(ウェールズ)はベンチスタートとなり、先週末のマオリ・オールブラックス戦でリーダーシップを発揮したFLピーター・オマホニー(アイルランド)がゲームキャプテンを務めることになった。
司令塔の10番はオーウェン・ファレル(イングランド)で、SOジョナサン・セクストン(アイルランド)はリザーブ。12番には、フィジカルが強いニュージーランド出身の元ラグビーリーグ(13人制)スター、ベン・テオ(イングランド)が入る。
バックスリーでは、20日のチーフス戦で好走を連発したFBリアム・ウィリアムズ(ウェールズ)とWTBエリオット・デイリー(イングランド)が24日のオールブラックス戦でもスターターとなる。
<ニュージーランド代表 第1戦・試合登録メンバー>1.Joe Moody 2.Codie Taylor 3.Owen Franks 4.Brodie Retallick 5.Sam Whitelock 6.Jerome Kaino 7.Sam Cane 8.Kieran Read(主将) 9.Aaron Smith 10.Beauden Barrett 11.Rieko Ioane 12.Sonny Bill Williams 13.Ryan Crotty 14.Israel Dagg 15.Ben Smith
〔リザーブ〕
16.Nathan Harris 17.Wyatt Crockett 18.Charlie Faumuina 19.Scott Barrett 20.Ardie Savea 21.TJ Perenara 22.Aaron CrudenまたはLima Sopoaga 23.Anton Lienert-Brown
<ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ 第1戦・試合登録メンバー>1.Mako Vunipola(イングランド) 2.Jamie George(イングランド) 3.Tadhg Furlong(アイルランド) 4.Alun Wyn Jones(ウェールズ) 5.George Kruis(イングランド) 6.Peter O’Mahony(主将/アイルランド) 7.Sean O’Brien(アイルランド) 8.Taulupe Faletau(ウェールズ) 9.Conor Murray(アイルランド) 10.Owen Farrell(イングランド) 11.Elliot Daly,(イングランド) 12.Ben Te'o(イングランド) 13.Jonathan Davies(ウェールズ) 14.Anthony Watson(イングランド) 15.Liam Williams(ウェールズ)
〔リザーブ〕
16.Ken Owens(ウェールズ) 17.Jack McGrath(アイルランド) 18.Kyle Sinckler(イングランド) 19.Maro Itoje(イングランド) 20.Sam Warburton(ウェールズ) 21.Rhys Webb(ウェールズ) 22.Johnny Sexton(アイルランド) 23.Leigh Halfpenny(ウェールズ)
▼ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ 2017 選手名鑑
(追加招集選手含む最新版/試合出場メンバー背番号入り)
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