漆に「第三の価値」を作り出す歴史×職人×流行の新たな動きがはじまっている (2/3ページ)

Japaaan

夢みるアドレセンス/英月/都築数明

紡ぐ

「紡ぐ」では「アートトイ×漆コラボ展」としてT9Gやナガザワショーコ、こなつをはじめ9人の人気クリエイターの創作したアートトイフィギュアに漆をコーティング、デザインした作品を展示。このコーティング技術は繊細な塗りを可能とする漆塗り職人 伊藤広之の「吹き付け技法」なくして完成できなかった作品たちだ。

極める

漆の未来を感じさせる作品ばかりではない。「極める」のコーナーでは「本物の漆製品に出会う」として国産漆のシェア80%を誇る岩手県の「浄法寺漆(じょうほうじうるし)」の製品や女性漆芸家の作品が並ぶ。

漆に金粉を混ぜた作品/小林幸子

 

現代の漆の立役者と漆を取り巻く現況

今回、銀座ロフトとタッグを組んで「漆道」を企画したのはクロート・クリエイション代表で漆ディレクターの都築数明。国指定の伝統工芸品「三河仏壇」の組立師兼デザイナーでもある。歴史×職人×流行を掛け合わせたストーリー性の高いプロダクト制作に定評があり、これまでも円谷プロとコラボした国産漆塗りのウルトラマンやウルトラ木魚、永井豪/ダイナミック企画とコラボした国産漆塗りのマジンガーZなどを知っている人もいるだろう。

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