お歯黒べったり、ぬっぺほふ、うわん…人を驚かせるのが大好きな妖怪たち (2/2ページ)

Japaaan

それに惹かれて人が近づくと、とたんに白髪の老婆に変身してカラカラと笑うそう。

ぷよぷよした肉の塊に手足が出ているような姿のぬっぺほふも姿を変えて驚かす妖怪。最初は人間のふりをして近づき、親しげに会話をかわして相手が油断した頃に、本当の姿をみせて驚かせるとか。のっぺらぼうの原型や仲間という説もあるぬっぺほふは、とにかく臭いがすごくて、通った後には悪臭が残るそうです。

百怪図巻「ぬつへつほう」

福島県会津地方に出現する朱の盤も、同じタイプの妖怪でした。顔も目も真っ赤の、大きな朱色の盤のような顔になって驚かします。さらに額には一本の角、髪は針のようで口は耳まで切れているというから、かなり怖いですね…。

皆さんご存知の妖怪砂かけ婆も、人を驚かせるのが好きでした。木に登って、夜な夜な木の下を通る人間に砂をかける…のでなく、砂をかける音だけ。なんで、音だけなのかは定かではありませんが、奈良県や兵庫県に出没。砂かけ婆の仲間には、砂かけ狸や砂降らしがいました。

突然現れるだけでも驚くのに、人の姿で普通に会話してからの変身は、より驚きが増しますよね、きっと。それにしても、妖怪と人間がおしゃべりしている様子って、どんな感じなんでしょう。その様子を、そっと覗いてみたくなります。

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

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