これでBBQも可能!? 原始科学のアニキが再利用できる“木炭窯”を作った
一人漂流記を体現する、原始科学のアニキこと“Primitive Technology”が再利用可能な木炭窯を自作したという。
手作りの窯で、“蒸し焼き”という燃焼過程を必要とする炭作りをどのように再現するのか、注目して頂きたい。
まずは集めておいた木材を幅約1メートル、高さ約75センチの円錐状に並べ、胎土(原材料に使用する土)として使用する泥を手の平の幅に積み上げていく。
この時、窯の頂点には穴を開けておき、続いて窯の底辺にも空気孔となる8つの穴を開ける。
面白いのは、窯への点火を上部にある開口部から行うことだ。この点火プロセスは『土器を焼く窯』とは異なっており興味深い。
彼いわく今回の炭窯の場合、上部から点火することで火は窯の内部へと広がっていくのだという。
つまり火は二酸化炭素を発生させながら、酸素を求めて空気孔のある下方へと広がり、木材を燃焼させるのである。
画像出典:YouTube(Primitive Technology)
窯の内部に火が広がっていることが確認できたら、空気孔を泥でふさぐ。
空気が入らない“蒸し焼き”状態にすることで、生木の水分やガス分だけが抜け、炭素分だけが残った木炭が完成する。
内部の温度が下がれば、炭の取り出し口を開口するタイミングである。
画像出典:YouTube(Primitive Technology)
ここで未燃焼の木と炭化した木をより分ける。炉で使用するためには直径2.5センチ以上の木炭が必要で、小さな木炭はピット(土穴)などに使用するという。
作り上げた炭窯は、開口部を泥でふさぎ、同じ手順で火をつけることで再利用が可能となっている。
ただし、今回二度目の炭作りは櫓(やぐら)状に積み上げたことで火の回りが早くなり、生木が酸化して灰になってしまったものが多かったようだ。
画像出典:YouTube(Primitive Technology)
薪ではなく木炭を使うメリットは、火力が安定している他にも、燃焼時間が長く、煙が出ないため調理に適している点である。
この貴重な燃料を再利用可能な木炭窯で焼くことは、サバイバリストにとって、より利便性の高いワイルドライフを与えてくれることだろう。
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参照・画像出典:YouTube(Primitive Technology)
参照:primitivetechnology.wordpress.com/Reusable Charcoal Mound
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)