カナダのホテルで人間の「足の指」が盗まれる珍事件発生。泥棒がおとなしく持ち主に返却して一件落着・・・!?(閲覧注意)
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カナダ・ユーコン準州の王立カナダ騎馬警察は、6月中旬にダウンタウンホテルのバーで発生した盗難事件が解決したと発表した。盗まれたものは人間の足の指で、泥棒が郵送でホテルに返却したのだという。
無事に解決してめでたしめでたし、といきたいところだがそもそもなぜ足の指が盗まれたし?
どうやって盗んだのか、そして郵送で返却ってレンタルDVDみたいな気軽さだけどいいのか・・・気を落ち着けて詳細を見てみようそうしよう。
・人間の足の指入りカクテルが存在する!?
まず、どうしてダウンタウンホテルのバーに人間の足の指があったのか?こちらのバーには、「サワートゥー」と呼ばれる人間の足の指入りカクテルが存在するのだ。
1973年に誕生したもので、カクテルに乾燥させて塩漬けにした人間の足の指を入れる。現在、「サワートゥー」を提供しているのはこちらのバーのみらしく、正真正銘の名物メニューである。足の指を唇につけて味わうのがルールのようだが・・・げげげ。
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imege credit:Atlasobscura
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・謝罪状とともに郵送で届いた足の指
今回、盗難被害に遭ったのは、この「サワートゥー」に使うための足の指というわけだ。ダウンタウンホテルのマネージャー、ゲリー・コルボーンさんによると、6月中旬の土曜日の夜遅く、あるカップルがバーにやって来て「サワートゥー」を注文。2杯飲んで帰ったが、そのタイミングで足の指も消えてしまった。
その後、王立カナダ騎馬警察に足の指を盗んだ男性から電話があり、足の指をホテルに郵送したと話した。その男性はホテルにも電話をして謝罪をしたそうだ。足の指は謝罪状とともにホテルに到着。もとのままの“良好な状態”で届いたため、罰金などを請求することはないとのことだ。
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人間の足の指を切断して盗むとかいう悪魔の所業じゃなくてよかったけどもなんで盗もうと思ったのか?カクテル飲んでウェ~イ!な気分になったのか?っていうか名物カクテル「サワートゥー」の破壊力がハンパないなこれ。アルコールに塩分がジワッと染み出しておいしいんだろうかどうなんだろうか・・・。
このカクテルを飲むルールは、足指に唇を付けること。それで飲んだとみなされるので、できた客は「サワートゥ・カクテル・クラブ」の正会員証が発行されるという。ただし齧ったり飲み込んだりしてはいけない。
サワートゥカクテルの由来
いったいなぜ、指をカクテルに入れて飲むようになったのだろうか?この名物カクテルが生まれたのは1973年、ディック・スティーヴンス大尉が考案したのが始まりだといわれている。
最初の指は諸説あるが、ディック・スティーヴンス大尉が購入した小屋にあったというもので、もともとこの小屋を所有していた漁師が凍傷にかかった自分の足を保存していたというものだ。
ほかにも、最初の指は1920年代、禁酒法が敷かれていたアメリカに、カナダからお酒を持ち込んで一儲けしようとした男性が、途中で川に落ちて凍傷にかかり、足の親指を切断したものを記念に瓶にいれアルコール漬けにしたものだという説もある。
以来、サワートゥ・カクテルに用いられる足指はドーソン市の住民によって寄付されてきたそうで、その指は凍傷によりやむなく切断されたものに限るのだそうだ。つねに2つの指が用意されており、1週間交替で使っているという。
via:The star・Atlasobscura・Foxnews・Royal Canadian Mounted Police・Atlasobscura・translated by usagi / edited by parumo
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