天才テリー伊藤対談「田原俊彦」(1)レコーディングで緊張した訳は‥‥ (2/2ページ)
テリー なるほど。それが女性にリスペクトをささげる歌詞になったと。
田原 そう。僕は実際に小学1年生で親父が亡くなって、女性ばかりの家庭で育ってきたし、この世界に入ってからもファンはほとんど女性。その意味では、ずっと女性に支えられてここまで来られたのかなって。だから、歌詞はすぐにしっくりきましたね。
テリー さすがは阿木さんだ、力を入れて書いてくれたってことだね。
田原 阿木さん、レコーディングの時にも来てくれたんです。でも、こっちとしてはすごい迷惑で(笑)。
テリー アハハハハ! それ、わかるよ。そんな大御所にどっしり構えられたら、キツいわ。
田原 もう緊張感がハンパないんですよ。今回、都内のプライベートスタジオで録音したんですけど、小汚ないし男臭いしで、「こんなところに阿木さんが来るなんて!?」ってみんな浮き足だっちゃって(笑)。しっかり1時間半くらい見てくれて、しかもカップリング曲の収録と合わせて2回も来てくれました。
テリー 阿木さん、それ本気だね。そういうのって、ちょっと挨拶したら帰っちゃうのが普通じゃない。
田原 ええ、阿木さんの中にも「あのメロディに、この言葉はちょっと合わないかも」とか「文字数が足りないかも」みたいな不安がちょっとあったみたいで。
テリー ということは、現場で歌詞がけっこう変わっていったりしたんだ。
田原 そうです、「サビの歌詞もちょっと変えたいんだけど、同じフレーズを繰り返したほうが印象的になるかな?」とか、言葉を足したり引いたり。的確なアドバイスをくれますよ。
テリー そこまでしっかり関わってくれるなんて、うれしいよね。
田原 本当に。僕は阿木さんに言われたとおり、「はい! はい!」みたいな感じでやってました(笑)。
テリー そのおかげで、いい作品になってるじゃない。8月からコンサートツアーも始まるんでしょう?
田原 ええ、例年どおりに。最高のパフォーマンスで、みんなが楽しめるものにしたいと思ってます。
テリー いくつになってもトシちゃんのダンスはキレキレだもんなァ。これまた楽しみだね。