小林麻央さんの治療を遅らせた?謎の”水素水療法”に疑問の声 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■標準治療を断った背景に「出産への思い」か

 全国がんセンター協議会の調査によると、乳がんは初期のステージ1なら「5年生存率」が99.9%。リンパ節への転移などが認められるステージ2でも95.2%と高い。同誌によると、がん発見直後に治療に取り掛かれば麻央さんの「5年生存率」も90%以上だったというが、麻央さんが「標準治療」に訪れたのは発見から1年4カ月後。そのころには手の施しようがなくなっていたという。

 そういった経緯が明るみになってきたことで、最初から「標準治療」を受けていれば麻央さんは助かったかもしれない……そんな憶測が週刊誌メディアやネット上で騒がれているのだ。

 さらに前述の『週刊新潮』は麻央さんが「標準治療」を断った理由として、海老蔵の“スピリチュアル信仰”の影響を指摘。海老蔵は手かざしで気を送ることで未来を見通すという謎の占い師に傾倒していた時期があり、その信心深さが災いして麻央さんに怪しげな治療を勧めてしまった可能性があるという。

 もしそうなら何とも皮肉な話だが、麻央さんが代替医療にすがった理由は別にあるとの指摘もある。

「麻央さんは昨年9月に『私は、ふたり姉妹で育ってきたので、麗禾に妹ができたらな、とか勸玄にも分かり合える弟ができたらな、と思ってきた』などとブログに綴っており、男兄弟がいなかった海老蔵さんも勸玄くんに弟ができることを夢見ていた。抗がん剤治療は若くして閉経したり、生殖機能が低下したりといった副作用があり、そのまま機能が戻らないこともある。出産の望みを捨てたくないという考えがあり、麻央さんは標準治療を避けたのかもしれません。また、海老蔵さんは麻央さんのために1億円を超えるほどの治療費を費やしていたといい、その思いは紛れもなく本物。しかし、がん患者をターゲットにした怪しげな医療機関や民間療法は多々あり、それが治療を遅らせたのだとすれば海老蔵さんも無念でしょう……」(週刊誌記者)

 患者側にはさまざまな思いや事情があるだろうが、藁にもすがる思いのがん患者を食い物にするような連中がいるとすれば絶対に許されることではないだろう。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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