駅員になるにはどうすればいい? 資格は必要? (2/2ページ)

学生の窓口

車掌は特別な資格が必要ありませんので、例えば契約社員から正社員の登用後、駅員として経験を積んだ後、車掌の登用試験に合格することで車掌になることができます。ただし、運転士になるには、国家資格である「動力車操縦者運転免許」を取得しなければなりません。

もし運転士になりたい場合は、まず車掌として経験を積みつつ、運転士に必要な知識や技術を学び、十分な経験を得た後に試験を受けるという流れとなります。ですので、入社していきなり運転士になり、電車を動かすということはまずありません。もし鉄道業務について学ぶ高校や専門学校を卒業した後に入社したとしても、まずは駅員から……ということになります。

■駅員の収入はどうなっているの?

駅員の収入についてですが、契約社員の場合は時給となっており、鉄道会社にもよりますが、おおむね1,000-1,200円。月収としては、20万円前後になる場合が多いようです。

正社員の場合は、JR東日本の「社会人採用正社員・よくいただくご質問」のページによると、


・34歳、配偶者有、子2人の場合……年収560万円程度
・27歳、独身の場合……年収430万円程度

※いずれも東京23区内勤務の場合。平均的な時間外勤務手当、扶養手当を含む
※昨年度の平均的な時間外勤務実績は年150時間程度
※この他に、各種手当(通勤手当、夜勤手当など)が支給
引用元:JR東日本「社会人採用正社員・よくいただくご質問」
https://www.jreast.co.jp/recruit/society/faq.html

となっています。

駅員になるにはどうすればいいかについて解説しました。鉄道関連の仕事に憧れている人も多くいますが、駅員は学歴・経験問わずに募集されていることが多いため、誰にもチャンスはあります。中には、将来的に車掌・運転士へステップアップすることも可能な募集要項もありますから、もしこうした職に就きたい場合は、チャンスを逃さないようにしたいですね。

(中田ボンベ@dcp)

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