狐の嫁入り、月時雨ってどんな雨?古来から日本は雨の呼び名も傘の種類もさまざま (2/2ページ)
葛飾北斎「新柳島の白雨」
唐傘は、竹や木で骨組みを作ってから和紙を張って、さらにエゴマ油で防水を施したものです。このほかに、広げると太い輪の模様になる!蛇の目傘や女性用の華奢な紅葉傘、黒い縁取りの丈夫な奴傘など。傘だけで、こんなに種類があったのは、それだけ雨がよく降ったせいかもしれませんね。
当時の傘はとっても高価で、安くても5000円くらい。庶民にとっては、高い買い物だったはず。傘の張り替えをしてもらったりして、大事に使い続けたようです。どこかに置き忘れてくるなんて、あり得ないことだったのでしょうね。たとえビニール傘でも、大事に使って家にきちんと持ち帰りたいもの。江戸の人々のように。
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