弘兼憲史の老活のススメ「昔の作品にあふれる自分の若さに負けず、今を頑張りたい!」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

漫画家は人気がなくなれば出版社からの依頼もなくなり、すぐに廃業せざるをえない職業ですから。

 ただ、不安はまったくありませんでした。昔から「そうなったらその時に考えればいい」「なるようになる」という楽観主義ではあるのですが、やはりそれもまた「若さ」ゆえの勢いがあったからなのだと思います。

 ドラマ「ハロー張りネズミ」の内容・キャストなどに、私は一切口出していません。漫画とドラマは別物、というのはもちろんですが、私の若さの結晶であるこの作品には、大根仁監督、主人公役の瑛太さんをはじめとするキャスト・スタッフの若い力こそがふさわしいと感じたからです。

 今なお評価してもらえる作品を生み出せた喜びは確かにありますが、私は今も現役。この年齢だから描ける新作を、まだまだ描き続けていきたいのです。

弘兼憲史(ひろかね・けんし):1947年山口県生まれ。早稲田大学法学部卒。松下電器産業(現パナソニック)勤務後、1974年、漫画家デビュー。現在、「島耕作」シリーズや「黄昏流星群」を連載するほか、作家、ラジオのパーソナリティとしても活躍中。

「弘兼憲史の老活のススメ「昔の作品にあふれる自分の若さに負けず、今を頑張りたい!」」のページです。デイリーニュースオンラインは、老活週刊アサヒ芸能 2017年 7/20号ハロー張りネズミ弘兼憲史漫画家エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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