とんねるず、ナイナイは命拾い?フジ”日枝院政”で問われる企業体質 (2/2ページ)

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 一方、日枝氏の院政続行で割を食う番組もある。

 その筆頭株が『とんねるずのみなさんのおかげでした』だ。とんねるずの石橋貴明(55)と木梨憲武(55)がレギュラーを張る同番組は、1997年6月から数えて20年も放送されている。しかし年々マンネリ化して視聴者に飽きられ、番組打ち切り説が絶えない。

 だが日枝氏の院政が続くとすれば、放送が継続される可能性は飛躍的に上がる。

「とんねるずの二人と日枝氏が懇意の仲であるのは、公然の秘密。『とんねるずのみなさんのおかげでした』は日枝氏に守られた“聖域”となるだろう。またフジの黄金期を支えた『めちゃ×2イケてるッ!』(同)も、日枝氏のおこぼれに預かるかもしれない。“コストカッター”の宮内正喜新社長はどちらも切りたくてたまらないだろうが、後番組が不発に終われば、日枝氏の怒りを買って早期退任を迫られる恐れもある。その覚悟をもって改革にあたれないなら、宮内社長はお飾りで終わる」(前出・関係者)

 7月7日の定例会見では、宮内社長はフジが「非常事態」だと宣言したばかり。そんな事態を引き起こした根源とも言うべき日枝氏の院政は、フジに暗い影を落としそうだ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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