桑野信義「志村さんは、お酒を飲む時も仕事の話ばっかり」 (2/3ページ)
あのときは、どんな感じだったの?」
ゆま「お酒を飲みながら、対談させてもらいました」
桑野「え? なんで今日は、お酒がないの?」
ゆま「あっ、すみません。今から用意しましょうか」
桑野「アハハ。冗談だよ、冗談。それに志村さんはお酒を飲んだほうが、しゃべってくれるからね。でも、仕事の話ばかりでしょ?」
ゆま「そうでしたね(笑)」
桑野「昔からだよ。お酒を飲むときも仕事の話ばっかり。熱く語るんだよね。あんな仕事人間、なかなかいないよ。だから嫁が来ないのかなあ(笑)」
ゆま「桑野さんも仕事人間じゃないですか。私、すごく印象的なことがあって、舞台の稽古のときに志村さんが三味線を弾いて、ピアノの方とセッションされていたんですね。そのときに桑野さんが、めちゃくちゃ細かく音の微調整をされていたじゃないですか。あの姿が格好よくて」
桑野「おいおい、ダメだよ。俺に惚れんなよ(笑)」
ゆま「アハハ、すみません。ウットリしちゃいました」
桑野「まあ一応、俺は音楽が本職だからね!」
ゆま「そうですね。どうしてもバカ殿の爺の印象があったので、音楽家の一面を見せられたとき、キュンときちゃったんです」
桑野「そう(にんまり)?」
ゆま「桑野さんは音楽を始められて、もう何年ぐらいになるんですか?」
桑野「今年で37年目だよ。4月に還暦だったからね。リーダー(鈴木雅之)から赤いトランペットまでもらっちゃったよ(笑)」
ゆま「鈴木さんとは、幼稚園の頃から一緒だったんですよね?」
桑野「そう。幼稚園も小学校も中学校も一緒だった。高校はあいつ、人よりも頭がいいから辞めちゃったんだけど(笑)」
ゆま「すごい……子どもの頃からの友達と、ずっと一緒に何かをやっているって、羨ましいです」
桑野「バスボーカルの佐藤(善雄)さんも、幼稚園からずっと一緒だよ。確かに幸せだよね。しかもリーダーは、今年も芸術選奨文部科学大臣賞をもらってたよね。