夏風邪と冬風邪の違いは?原因を知って備えるあなたの風邪対策 (4/4ページ)

Doctors Me



手足口病
手足口病の子ども
・原因:エンテロウイルス、コクサッキーウイルス
・症状:手・足・口を中心に白い水疱性の発疹が現れる
・潜伏期間:3~5日
・感染経路:飛沫感染、接触感染、糞口感染
・好発年齢:5歳以下の乳幼児
・注意点:主に乳幼児の間で流行することが多く、保育園などでの集団感染も見られる

ヘルパンギーナ
高熱を出す子ども
・原因:主にコクサッキーウイルス
・症状:39度以上の高熱、口の中や喉に水泡ができ、喉の粘膜が真っ赤になって強い痛みを伴う
・潜伏期間:2~3日
・感染経路:飛沫感染、接触感染、糞口感染
・好発年齢:乳幼児(1歳)が多く感染するのが特徴
・注意点:口の中の水疱が破れると痛みが出るため、食事がとれなくなることもある

プール熱(咽頭結膜熱)
プールで遊ぶ子ども
・原因:主にアデノウイルス
・症状:38~40度以上の高熱、結膜炎、喉の炎症(重く、強い痛みがあることが多い)
・潜伏期間:4日〜5日
・感染経路:プール、飛沫感染、接触感染
・好発年齢:幼児、学童
・注意点:喉の痛みが酷いと水分補給が困難になる為、脱水症状に気を付けることが重要 夏風邪と勘違いされやすい疾患 エアコンを見る主婦
夏型過敏性肺炎
■ 原因
夏型過敏性肺炎はカビや細菌を吸い込むことで、肺の壁に炎症が起こる病気です。

古い木造住宅やエアコンの内部に多いトリコスポロンというカビが原因となりますが、トリコスポロンは高温多湿の環境を好むため、梅雨から夏にかけて多くなります。

■ 症状
家に長時間いると咳や息切れが生じますが、家を離れて入院したり旅行したりすると症状が軽くなり、秋から冬にも症状が出にくいという特徴があります。

家に長時間いる主婦に多い傾向があります。同じような症状は加湿器内で繁殖するレジオネラ菌によっても起こります。

■ 治療
掃除や転居で原因菌に接する機会を減らし、免疫の過剰反応を抑えるステロイド薬を使用することもあります。

溶連菌感染症
■ 原因
連鎖球菌という細菌の感染症で、飛沫感染や口や食べ物に触れた手を介する経口感染が原因です。

■ 症状
強い喉の痛みと発熱が見られます。子どもで体中に赤い発疹が現れ、舌が赤くぶつぶつしたイチゴ状になると 猩紅熱とも呼ばれます。

■ 治療
検査は迅速診断キットや血液検査などを行い、治療には抗生物質を使用します。 効果的な夏風邪対策 うがい・手洗い
食事前にはうがい・手洗いをし、共有部分(ドアノブ、手すりなど)を触った手で顔周辺を触る癖をなくすようにします。

睡眠・食事に気を付け、抵抗力を保つようにしましょう。

最後に医師から一言 マスクをつける親子
風邪ウイルスは多種多様であり、すべてを予防することはできませんが、普段から免疫力を高め、体調が悪い時には他人にうつさないようにマスクや咳エチケットに注意しましょう。

(監修:Doctors Me 医師)



「夏風邪と冬風邪の違いは?原因を知って備えるあなたの風邪対策」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る