満島ひかり 主演映画「海辺の生と死」でみせた妖艶姿(1)命がけの恋をはかなんで… (2/2ページ)
〈島尾隊長や隊員と島の人々との間柄は生死をともにするという心で堅く結ばれ、その生死のほどは間近に迫った現実でもありました〉(原作より抜粋)
まさに命がけの恋を描いた作品だ。
そして、特攻隊の出撃前夜。ミホは、隊長の出撃が部下により告げられた“その夜のこと”を、鬼気迫る描写でこうつづっている。
〈私の心は深く澄んで冷静の中で運命を受け入れていました。(中略)私は隊長さまが御覧になれるかどうかわからない最期の手紙を急いで認めました。かねてから覚悟は堅く心の奥に秘めておりましたものを、やはり私は動揺していたのでしょう、筆を持つ手がふるえました〉
〈北門の側まで来ております ついては征けないでしょうか お目にかからせて下さい お目にかからせて下さい なんとかしてお目にかからせて下さい 決して取り乱したり致しません〉
手紙を部下に託すと、ミホはある行動に出る。
〈私は急いで裏庭の井戸へ行き、身につけていたものを全部ぬぎ、冷たい水を汲んで何回も体を浄めています〉
まさにこの場面こそ、満島の乳房の頂が拝めた瞬間なのである。