「ハムレット」の舞台は世界遺産、デンマークの古城・クロンボー城を訪ねて (3/3ページ)


戯曲「ハムレット」の重要な場面を再現したパフォーマンスもあり、筆者がクロンボー城を訪れた際には、亡くなったハムレットの父の亡霊が現れ、「自分は王の座を狙った弟(ハムレットの叔父)に毒殺された」と告白するシーンに遭遇しました。
しかもそのシーンの舞台は、普段は閉ざされている薄暗い地下道。スクリーンに亡霊となったハムレットの父親の映像が映し出されるという凝った演出で、まるでテーマパークのアトラクションのようでした。

こうしたパフォーマンスは場所や内容を変えて一日に何度も行われるので、城に到着したらまず当日のプログラムが書かれたボードをチェックするといいでしょう。
城内の展示だけでなく、中庭から入場できる塔からの風景も見逃せません。145段の階段をのぼった先にある塔の展望台からは、城の敷地やヘルシンオアのメルヘンチックな街並みが見渡せます。

地下牢には、国が危機に陥ったときに目覚めるホルガー・ダンスクという巨人が眠っているという伝説もあるクロンボー城。
シェイクスピアが自らの代表作の舞台に選んだ城は、人々の想像を掻き立ててやまない、ドラマティックな名城なのです。
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