アントニオ猪木を操る「女帝」の独裁行状(3)20年前から奥さん気取り (2/2ページ)

アサ芸プラス

ファンは“場外”でごちゃごちゃ揉めるより、試合で決着をつけることを望んでいる部分もあると思う。8月25日に後楽園で試合があるので、空けていると伝えていますが、まだ返事はありません」(前出・サイモン氏)

 今回の騒動について、H女史が役員を務める会社に連絡した。以下は代理人とのやりとりである。

──IGFから訴訟を起こされた件について、接待交際費約2000万円などを私的流用したのは事実か?

「裁判で明らかになるので、弁護士とも相談のうえで個別の質問には差し控えさせていただきます」

──H女史はこれまで週刊誌などで猪木氏の「愛人疑惑」が報じられてきた。前妻と結婚している時から交際していたのか?

「違います。以前の報道を見てもらえばわかりますが、猪木も結婚している時には『身の回りの世話をしてくれて、付き人的なことをやってくれる人』と発言していたと思います。あくまでも離婚されてからのつきあいだと認識しています」

──「都民ファーストの会」の野田数氏を猪木氏が刑事告訴している。野田氏が猪木事務所に所属していた時、H女史の意向で解雇を決めたことは?

「ありません。そんなことはあるわけないです」

 疑惑を否定するばかりだった。

 かつて「迷わず行けよ、行けばわかるさ」と名言を残した猪木氏。H女史を最後の伴侶として、やみくもに走りだした感もある。これまでは数々のスキャンダルを笑い飛ばしてきたが、本当に元気があるうちは、何でもできるつもりなのだろうか──。

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