麻央さんの入院費は払わない?市川海老蔵が病院と法廷闘争の可能性

デイリーニュースオンライン

Photo by PHOTO AC(写真はイメージです)
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が6月22日に乳がんで亡くなった妻・小林麻央さん(享年34)が通っていた病院に対して訴訟も辞さない構えであると発売中の『女性自身』(光文社)が報じ、波紋が広がっている。海老蔵は麻央さんに対する検診や治療方針が間違っていたのではないかと不信感を募らせ、その再検証を求めるために3000万円以上の治療費の支払いをストップ。病院側の対応が不十分なら訴訟準備を進めるつもりだというのだ。

■「入院費3000万円払わない!」海老蔵が怒りの訴訟準備か

 麻央さんは2014年2月に海老蔵と二人で受診した人間ドックで乳房の腫瘍を指摘され、その8カ月後に多忙のために遅れてしまった再診で乳がんを告知された。それと同時に脇のリンパ節にがんが転移していることが発覚し、当時通っていた有名総合病院からは「早めに切るべき」と提案されたが、麻央さんと海老蔵は「切らずに治す」という治療法を模索する道を選んだ。

 だが、その後もがんの進行は止まらず、同誌によると昨年2月に都内屈指の大病院に入院。最先端の放射線治療や抗がん剤投与を受けたはずだったが、海老蔵はその治療法に納得がいかず、わずか5カ月後の同年7月に別の有名大学付属病院に転院したという。しかしそれでも病状は一向に回復の兆しを見せず、今年5月には在宅治療に切り替えることになっている。

 苦しい闘病の末に麻央さんが亡くなった後、海老蔵は検診や治療方針が間違っていたのではないかと主張し、病院側に治療が正しかったのかどうかの再検証を求めているという。麻央さんの入院で掛かった治療費は1泊5万円の個室や保険適用外の新薬などで総額3000万円以上にのぼるが、海老蔵は再検証の結論が出るまで支払いをストップ。十分な検証がされない場合は「怒りの訴訟」を起こす構えだという。

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「昨今は『セカンドオピニオン』という言葉が広まり、ひとりの医師の見立てだけでなく他の病院を回ってより自分に合った治療法を模索するという選択肢が増えた。しかし、それでも三つの大病院を転々とするというケースは非常に稀です。それだけ当時の海老蔵さんと麻央さんの心は揺れ動いていたのでしょう。そういった時期に適切な検診や治療を受けられなかったすれば海老蔵さんの怒りも理解できますが、何をもって治療が不適切だったのかというのは証明が難しく、大病院に“医療ミス”を認めさせるのは容易なことではありません」(医療関係者)

 この報道にネット上でも賛否両論が飛び交った。「気持ちはわかる」「病院はちゃんと対応すべきだね」「医療ミスをなくすためにも頑張ってほしい」などと賛同の声がある一方で、「最初に標準治療を断ったのは海老蔵なのでは」「気持ちはわかるけど病院に怒りをぶつけても仕方ない」「治療法が合うかどうかはやってみなきゃ分からないでしょ」と病院側に同情的な意見もあり、議論が巻き起こっている状況だ。

「医療ミスの真偽はともかく、海老蔵さんは『切らずに治す』という治療法を模索する中で水素水や気功などを使った民間療法に傾倒してしまった時期があるといわれている。大病院に入院するまでの空白の期間があるため、それが今回の訴訟報道で反発の声が上がる原因にもなっているのでは。しかし、最初の検診でがんを見落とさずに早期発見したり、医師が標準治療の重要性をもっと説いていれば治療が早まった可能性もあり、どちらに責任があるとは言い難い状況です」(前出・関係者)

 海老蔵は自身のブログに「この世に彼女がいない事がまだ受け入れられない」などと綴り、17日朝に掲載された自撮り写真に「やつれたように見えます」「大丈夫ですか?」といった声が寄せられるなど心身ともにダメージが心配されている。ここで訴訟騒動が起きるようならさらに心労が蓄積してしまいそうだが、どのような道を選ぶことになるのだろうか。


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文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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