天才テリー伊藤対談「香西かおり」(1)ジャズアルバムの制作は遊び感覚で (2/3ページ)
テリー さっそくなんですが、今年、香西さんはデビュー30年を迎えたんですね。おめでとうございます。
香西 ありがとうございます。
テリー 今回、たくさん香西さんの歌を聴かせてもらったんですけど、ジャズのCD(The Live うたびと~Stage Singer~)、すごいね。
香西 本当ですか、うれしいです。
テリー 演歌の人は、基本的に歌がうまいから、みんなジャズが歌えるよね。「アカシアの雨がやむとき」なんて、名曲をジャジーな感じで歌ってるのは新鮮だったなァ。
香西 これは音楽をやっている飲み仲間たちから「香西なら、こんな歌がいいよ」なんて感じで教えてもらいながら、遊びのような感じで作ったアルバムなんです。
テリー ああ、だから軽くて、楽しい感じなんだ。
香西 そうなんです、もう楽しんじゃってます。
テリー あと「民謡全曲集~口伝え~」、これもすごくいい。
香西 最近、ステージでも民謡を何曲かはやるんですけど、おかげさまで近頃「どこへ行けば香西かおりさんの民謡が聴けますか」という声が増えてきたので、こういう形でまとめさせてもらいました。
テリー そうだよ、そもそも香西さんのキャリアは民謡からスタートしてるんだものね。たしか、最初は銀行で働いていたんでしたっけ?
香西 はい、お堅い仕事に就くことが夢だったものですから、学生の頃から簿記や珠算の資格を取って。