江戸庶民の道楽のひとつ。それは…釣り♪趣味釣りが広まったのは江戸時代 (2/2ページ)
それにしても、釣りに興じる人たちは、どこで釣りの情報を手に入れていたのでしょう?それは、釣り道具屋です。両国の繁華街には数軒の釣り道具屋があったことは、文政7年に発行された江戸の買い物案内書「江戸買物独案内」をみればわかります。釣り場所に関する情報などが記載された一枚図を、希望する客にサービスしていたとか。また、釣り針専門の問屋もあり、中には客の注文に応えてくれるところもあったようです。
渓斎英泉「東都花暦十景 木場ノ魚釣」
釣りの心得とはなんぞや釣りは、江戸の庶民にとって楽しみのひとつだったのですね。釣りの心得もあったそう。黒田五柳が記した釣りの指南書「釣客伝(ちょうかくでん)」によると、其の一は時候、其の二は釣り場所、其の三は釣りは勘である、其の四は釣り道具や竿仕掛けの手回し上手であること、其の五は道具の工夫、そして根気が必要と書いてあります。
釣りは、時間はたっぷりあるけれどお金はそれほど…という庶民にも最適の趣味だったといえるでしょう。
日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan