【第5回】浮気や不倫、二股でもない“オープンな複数恋愛”をする「ポリアモリー」の私について(きのコ) (2/3ページ)
「ポリアモリーなんてマイノリティ中のマイノリティだよね。LGBTよりもっと数が少ないでしょ?」と言う人もいれば、「ポリアモリーってそんなに珍しいかなぁ? 誰でもポリアモラスな性質をもってると思うけど」という意見もあって、ここは人によって考え方が分かれるところのようです。
私個人は、「同時に複数人を好きになる」というポリアモラスな性質をもった人はそこまで少なくないのでは、という感じがしています。ただし、実際に複数人と合意のうえでオープンなお付き合いをしている、いわゆるポリアモリーを実践している人はそう多くない、という印象です。
ポリアモリー同士でないとお付き合いできないの?もうひとつ大切なポイントは、「自分がポリアモリーだからといって、相手もポリアモリーでなければお付き合いできないとは限らない」ということです。
むしろ、「ポリアモリーはポリアモリー同士でしかお付き合いできない」「モノガミーはモノガミー同士でしかお付き合いできない」という意見の背後には、「お付き合いするには性質や価値観が同じでなければならない」という考え方があります。
極端な例えをするなら、「日本人は日本人同士でしかお付き合いできない」「ベジタリアンはベジタリアン同士でしかお付き合いできない」と言っているようなものです(でも、不思議なことに「女性は女性同士でしかお付き合いできない」と主張する人はほとんどいませんよね……。)
もちろん、性質や価値観はそれなりに似ていた方がお付き合いはスムーズに運ぶでしょう。
しかし、突き詰めればやっぱり、自分は自分・他人は他人なのです。似ていれば似ているほど、ささいな違いが気になってしまうなんてこともありますよね。
むしろ、「他人と私は違っていて当たり前」と思える方が、いざ価値観の違いに出くわした時に「こんなはずじゃなかった!!」と衝撃を受けず、「そうか、あなたと私はここが違うんだね。じゃあ、どうしようか?」と落ち着いて向き合っていけるのではないかと思います。
そのあたりを踏まえたうえで言うと、私の「出会い方」、ポリアモリー当事者としての仲間探しの方法をひとことで言うなら、「インターネットを使って」です。