京都府舞鶴市万願寺地区の「万願寺」から命名した「万願寺甘とう」が「地理的表示(GI)」に登録されました! (3/7ページ)
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●「万願寺甘とう」とは‥‥
舞鶴市万願寺地区を発祥の地とする「万願寺とうがらし」は、
京都の在来品種である「伏見とうがらし」と北米原産の大型の
ピーマン「カリフォルニア・ワンダー」の自然交配によって誕生し
たと考えられており、気候・風土・土壌などの生産地の特性に
よって、万願寺地区特有の在来種として認知されるようになり
ました。
昭和58(1983)年、舞鶴中筋農協(現JA京都にのくに)は
「甘とう部会」を発足させ、栽培や出荷のルール、共同選果の
仕組み、品質の基準づくりを行い、平成元(1989)年には、それ
まで品種(万願寺とうがらし)で呼ばれていた商品名を「万願寺
甘とう」と命名し、本格的な生産・出荷をはじめました。
栽培エリアは、生産がはじまった大正末期は舞鶴市万願寺地区の
約30戸ほどでしたが、戦後は舞鶴市全域に広がり、平成16
(2004)年~18(2006)年にかけて綾部市と福知山市に拡大
しました。
全国に普及した大型とうがらしの中でも、辛いものが混ざら
ない優良品種「万願寺甘とう」を、本年度(平成29年度)は
422戸で栽培を行っており、出荷は11月下旬まで続きます。
作付面積と生産量は、昭和58(1983)年度が86a(0.86ha)で
約16トン、平成28(2016)年度には1,662a(16.62ha)で
約560トンに拡大して生産しています。
なお、現在の出荷先はJA京都にのくに管轄地区を含む京都市場
が8割、首都圏1割、その他が1割です。