乙武洋匡「面倒を見ないと訴える」モラハラ発言?元夫人提訴の泥沼騒動に

デイリーニュースオンライン

「子どもたちの未来を考えてみた」より
「子どもたちの未来を考えてみた」より

 昨年、5人の愛人が発覚するという衝撃の不倫騒動の末に離婚した作家の乙武洋匡氏(41)が、元妻の仁美さんに訴えられたと発売中の『週刊新潮』(新潮社)が報じている。仁美さんに対する悪質な「モラハラ発言」があったとも伝えられており、障害者のイメージを悪化させかねない騒動になったことで乙武氏のTwitterが大炎上するなど物議を醸している。

■乙武さん元妻の提訴で大炎上状態に

 乙武氏と仁美さんは大学時代に知り合い、2001年に結婚。三人の子供にも恵まれ、作家だけでなくスポーツライターやタレント、小学校教員など幅広く活躍していた乙武氏を仁美さんは懸命に支えていた。

 だが、昨年3月に乙武氏が少なくとも5人の愛人と不倫していたと同誌がスクープ。乙武氏は一旦は否定したものの程なく報道を認めて謝罪し、なぜか仁美さんまでもが「妻である私にも責任の一端がある」「私も深く反省しております」などと謝罪文を発表した。当時は乙武氏が自民党からの出馬を検討しており、政治家転身に影響が出ないように「仁美さんは強制的に謝罪させられたのでは」との憶測も飛び交った。

 結局、二人は同年9月に離婚。乙武氏はしばらく活動を自粛していたが、同年11月に情報バラエティ番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)でテレビ復帰し、離婚後の生活や不倫騒動について赤裸々に語った。

 ところが、このテレビ出演が仁美さんを傷つけ、提訴に至った原因になったという。

 乙武氏は同番組で「私がしでかしたこと自体は、妻はずっと前から知っていたことなので」「『離れたほうが子供たちのため』っていうのが、やっぱり大きかったのかなあ……」などと離婚理由を告白。もともと妻が知っていたという不倫は離婚原因ではなく、子供たちのために別れを選んだのではないかと推測していた。

 しかし、同誌によると二人は離婚の経緯を一切他言しないという「守秘義務契約」を取り交わしており、乙武氏が一方的に約束を破ったことに仁美さんサイドは憤慨しているという。さらに記事では、仁美さんの知人が「離婚理由が決定的に違う」と主張している。

「同誌によると結婚していた当時に『俺の面倒を見ないと、障害者虐待防止法で訴えるぞ』などといった“モラハラ発言”があったとされ、仁美さんが精神的に深く傷づけられたことが離婚原因になったようです。不倫報道の当時、妻にまで謝罪させたことに『モラハラでは』との声が多数上がっていましたが、もし結婚生活でもモラハラ行為を繰り返していたとなればイメージは壊滅的。現在の乙武氏は政治的な発言やパラリンピック関連のリポート執筆などを再開していますが、それも説得力を失ってしまうかもしれません」(週刊誌記者)

 結果、仁美さんの代理人が今月4日に精神的損害の賠償などを乙武氏に求める訴状と、不貞行為の損害賠償を乙武氏の不倫相手に求める訴状を東京地裁に提出。幕を閉じたかと思われていた不倫騒動の第二ラウンドが始まりそうな状況となっている。

 乙武氏は今回のモラハラ報道について現在のところコメントしておらず、Twitterは7日付の「なぜ『国民ファースト』ではなく、『日本ファースト』になったのだろう」という投稿で更新が停止。このツイートにネットユーザーから「元奥さんの言う事が本当ならば、最低の人ですね」「嫁ファーストではなく愛人ファーストですか」「あなた自身が乙武ファーストでしたね……」などと批判が殺到している。

 また、乙武氏は障害者のバリアフリー問題などについても積極的に意見を発信しているが、ネット上では「乙武さんのせいで障害者のイメージが悪くなる」「発言が事実なら全障害者に謝るべき」「レストラン階段事件の時も自分の障害を盾にしたような言い方だった」「こんな人が政治家にならなくて本当に良かった」といった厳しい意見が数多く書き込まれ、大炎上状態になっている。

 モラハラの真偽は今後の裁判で明らかになっていくだろうが、いずれにしても元妻に「精神的損害」で訴訟を起こされたというのは尋常な事態ではない。障害者全体のイメージにもかかわりかねない騒動であるだけに、訴訟の今後の行方に注目が集まりそうだ。

文・佐藤勇馬
※個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、ネットや携帯電話の問題を中心に芸能、事件、サブカル、マンガ、プロレス、カルト宗教など幅広い分野で記事を執筆中。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など多数。
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