【世界の街角】おとぎの国・デンマークの象徴、メルヘンチックな港町「ニューハウン」の秘密 (2/2ページ)
しかし、物流の主役が帆船から蒸気船へ、そして鉄道へと交代していくなかで、港としてのニューハウンの重要性は失われました。1900年代のドイツ占領下では、レジスタントの拠点となったことで、一般市民は近づかない場所となり、その後どんどん荒廃していきます。
ニューハウンに再び活気がみなぎるきっかけとなったのは、1973年、帆船の所有者が帆船協会を通じてニューハウンを歴史地区として復元することを市に提案したことでした。
その結果はご覧の通り。
かつてのような港としての役割はほぼ失われましたが、ニューハウンはおしゃれなレストランやカフェが集まる観光地としての輝きを取り戻しました。

爽やかな風に吹かれながら、運河を臨むオープンテラスで食事やお茶を楽しむひとときは、これ以上ないほどに開放的。アイスクリームやワッフルなどを売る店もあり、運河沿いに腰掛けてそれらを食べるのもまた粋です。
ニューハウンは運河ツアーの発着地にもなっており、観光客を乗せたボートが行きかう光景に、港町の情緒を感じることができます。

1673年に北欧最古の人口港として誕生した後、紆余曲折を経て、メルヘンチックな港町としてよみがえったニューハウン。
おとぎの国・デンマークを代表する風景が楽しめるこの場所は、古くて新しい港町なのです。

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