SFかよ!皮膚に置くだけで生体組織を修復。驚異のナノチップデバイス(米研究) (2/3ページ)
「想像しがたいでしょうが、可能です。98パーセントきちんと機能しています。このテクノロジーがあれば、ワンタッチで皮膚細胞を内臓の部品に変えることもできます」(セン博士)
・多能性幹細胞の作成手順を省略できる
このテクノロジーの特筆すべき点は、多能性幹細胞という他のあらゆる細胞に変化できる細胞を作成する手順を省略できることだ。
TNTを用いれば、遺伝子と電気パルスを的を絞って放出させられるおかげで、多能性幹細胞は皮膚細胞から直接他の細胞に変わることができる。

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TNTは2つの部分で構成されている。皮膚に置かれるカフスボタンくらいの大きさのナノテクノロジーを応用したチップと、皮膚の下の繊維に働きかけるバイオカーゴである。
チップに無害な電荷を加えるとカーゴが細胞膜内に放出される。ここでチップは外される。この間1秒未満。
再プログラムされた細胞はすでに患者の体内にあるため、体を傷つける必要のない非侵襲的なものだ。また新しい組織を馴染ませるために免疫を抑制する必要もない。

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TNTが実用化されるのはまだまだ先の話だが、研究チームはその改良に全力で取り組んでおり、来年には臨床試験を行えるよう計画を進めている。