【プロ野球】ノーノーで勝ち上がった杉内俊哉を松坂大輔が返り討ち。オレたち、甲子園で戦ってました! (2/2ページ)
■プロでの再戦に期待したい2015年決勝メンバー
2015年夏の甲子園決勝。東北勢にとって初の大旗が掛かっていたこの一戦。仙台育英高は神奈川の雄・東海大相模高と対戦した。東海大相模高の先発は小笠原慎之介(現中日)、対する仙台育英は佐藤世那(現オリックス)だった。また、仙台育英の3番・遊撃として平沢大河(現ロッテ)も出場していた。
連戦の疲れからか試合は序盤から点の取り合いとなり、8回まで6対6。9回表に小笠原の本塁打などで佐藤から4点を奪い、東海大相模が試合を決めた。両投手の息詰まる投手戦とはいかなかったものの、両投手ともに完投し甲子園を去っている。
また、試合には敗れたものの平沢は小笠原からチーム唯一のマルチ安打(4打数2安打)を放ち、ドラフト1位候補の片鱗を見せた。なお、決勝での出番はなかったものの東海大相模高のベンチには小笠原とWエースを務めた吉田凌(現オリックス)が控えていた。
4人ともこの年のドラフトでプロ入りし、それぞれのチームで奮闘中。現段階では1軍での対戦はないが、近いうちにプロでの再戦を見たい。
■プロ初勝利はどちらの手に
2014年夏の甲子園2回戦で日本文理高と東邦高が激突した。この試合の先発は日本文理高が3年生の飯塚悟史(現DeNA)、東邦高が1年生の藤嶋健人(現中日)。
飯塚は東邦高に先制点を許したものの、その後は東邦打線を寄せつけない。一方、藤嶋は6回に崩れ3失点。逆転を許しノックアウトされた。打線では9番だった飯塚にも安打を許している。
試合は飯塚がこのあとも東邦打線を封じ込め、3対2で勝利。日本文理高は2009年決勝で敗れた中京大中京高と同じ愛知代表の東邦高を相手に雪辱を果たした。
飯塚は2014年のドラフト7位でDeNAに入団し、今シーズン1軍デビュー。藤嶋は2016年のドラフト5位で中日に入団。まだ1軍での登板はない。両選手ともに下位指名での入団だが、ブレイクを果たし「あの夏、ふたりは甲子園で投げ合っていた」と取り上げられるようになることを願う。
文=勝田聡(かつたさとし)