いよいよ来月発売!新型ホンダ・シビックの3タイプをそれぞれ徹底解剖
7月27日、ホンダが新型シビックの発売日と価格を発表しました。先代はイギリスより輸入されたタイプRのみの展開でしたが、今回はハッチバック、セダン、そしてタイプRと3種類のタイプがラインナップされます。果たして新型は、期待をはるかに上回るクルマとなっているのでしょうか。早くも話題沸騰のCセグメント車、詳しく見ていきたいと思います。
新型シビックの最新情報はこちらでチェック!■新型シビックが目指したものとは?今回の新型シビックのコンセプトは「操る喜びの提供」です。そのために、さまざまな走行シーンでの運動性能を高い次元で発揮するプラットフォームを新開発。まずはタイプRのプラットフォームを核として、ハッチバック、セダンをそれぞれの特性に合わせてチューニングしていく手法を取りました。これによりタイプRはもちろん、ハッチバックやセダンも大幅にスポーツ性能が向上、加えて街乗りでも快適なコンフォート性能を獲得することに成功しています。これまでの「ベース車からの底上げ」ではなく「タイプRありき」での開発が、クルマ全体の基本性能を飛躍的にアップさせたといえるでしょう。もちろん目指すは、Cセグメントトップクラスの走行性能とクオリティです。
■スポーティさを最大限アピールするハッチバック今回の新型シビックの販売のメインに据えられるであろう、ハッチバック。スタイリングはロー&ワイドで、ホイールベースもきちんと確保されています。空力性能もかなり攻めたものになっており、安定した走りを予感させてくれるには十分なデザインとなっているのも特徴といえるでしょう。
エンジンは、専用チューニングが施された1.5リッターVTECターボを採用。これにCVTを組み合わせることで、ターボラグを抑えたリニアで滑らかな加速フィールを実現しています。また6速MTも用意されていますので、よりスポーティな走りを愉しみたい方はこちらを選ぶといいでしょう。さらにハッチバックのポイントとしては、センターエキゾーストシステムが挙げられます。これによって排気流量を増加させ、よりスムーズな走りを可能としました。
もちろん先進の安全装備である「Honda SENSING」も標準装備。単眼カメラ+ミリ波レーダーによる車両前方の状況認識、ブレーキやステアリングの協調制御を行ってドライバーの安全運転を支援します。
全長×全幅×高さ(mm)4,520×1,800×1,435室内長×室内幅×室内高(mm)1,910×1,465×1,160重量(kg)1,320~1,360ホイールベース(mm)2,700エンジン最大出力182PS/5,500rpm(MT車)、182PS/6,000rpm(CVT車)JC08モード燃費17.4km/l(MT車)、18.0km/l(CVT車)タイヤサイズ235/40R18本体価格280万0440円(MT車、CVT車)■上質な乗り味がポイントとなるセダン久々に国内で復活するシビックのセダン。こちらもハッチバックとデザインのコンセプトはほぼ同じで、ロー&ワイドをさらに強調させたものとなっています。ハッチバックよりもエアロダイナミクス的に有利なセダンということで、伸びやかなリアのラインがとても美しく仕上がっているのが印象的です。
エンジンは、こちらも1.5リッターVTECターボを搭載。ハッチバックがハイオク仕様であるのに対し、セダンはレギュラーガソリン仕様となります。とはいえ低速からしっかりとトルクが出ているため、扱いやすい特性となっている点がポイントです。
そしてセダンにも「Honda SENSING」は標準装備。8つの運転支援機能でドライバーのサポートを行い、安全運転に寄与します。
全長×全幅×高さ(mm)4,650×1,800×1,415室内長×室内幅×室内高(mm)1,930×1,525×1,160重量(kg)1,300ホイールベース(mm)2,700エンジン最大出力173PS/5,500rpmJC08モード燃費19.4km/lタイヤサイズ215/55R16本体価格265万0320円■やはり一番の注目はこれ!タイプRシビックといえば、やはりタイプRという方も多いのではないでしょうか。今回の新型シビックにも、もちろんこのタイプRが用意されています。
新型シビック タイプRが目指したのは「究極のFFスポーツ」。先述のように、新型シビックは「タイプRありき」で開発されました。こうすることで先代モデルと比較して、ねじり剛性は+約38%向上、ボディは-16kgの軽量化を実現。さらに低重心化、ホイールベースやトレッドの拡大により、優れた走行安定性を追求しているのがトピックです。
サスペンションには高いスタビリティを実現した、マルチリンク式リアサスペンションを新たに採用。フロントはデュアルアクシス・ストラット式サスペンションとし、アダプティブ・ダンパー・システムなどにより運動性能が大幅に向上されています。
この進化したシャシーに搭載されるエンジンは、専用開発となる2リッターVTECターボ。先代モデルからさらに熟成され、低回転域からパンチのあるトルクと全開領域でのハイパワー化を両立しました。これに組み合わされるのは6速MTで、ローレシオ化や軽量フライホイールの採用により加速性能がさらにアップしています。
今年4月に行ったドイツ・ニュルブルクリンク ノルドシュライフェでのテストでは、FF車最速ラップタイムとなる7分43秒80を記録。ライバルを大きく引き離したのです。
全長×全幅×高さ(mm)4,560×1,875×1,435室内長×室内幅×室内高(mm)1,905×1,465×1,160重量(kg)1,390ホイールベース(mm)2,700エンジン最大出力320PS/6,500rpmJC08モード燃費12.8km/lタイヤサイズ245/30ZR20本体価格450万0360円■ホンダの看板車種、復権なるか?1972年のデビュー以来、ホンダを代表する車種として市場に新たな提案を行い続けてきたシビック。しかし最近では日本での発売を取りやめたり、タイプRのみの販売であったりと迷走を続けてきたのも事実です。今回のモデルチェンジでこれまでのホンダファンを再び振り向かせることができるか、そして新たな顧客を獲得できるのかが注目されます。
国内Cセグメントには、既にスバル・インプレッサやマツダ・アクセラといった強力なライバルが存在します。これらに負けない商品力を新型シビックは果たして持っているのか、すべては来月明らかになります。ぜひ期待して待ちましょう。
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