「クオリティにこだわる人」の仕事がうまくいかない本当の理由 (2/2ページ)
■協力を頼みたい人には、まず相談にいく
事前に予告をしておいた方が相手から受けられやすいのは、何かを依頼したり、言いにくいことを言ったり、誰かを誰かと引き合わせたりする時も同様だ。どのケースも根回しがあった方がことはスムーズに運ぶのはいうまでもない。そろそろ、「仕事上手=根回し上手」ということがわかってきたのではないか。
人に協力を依頼する時がわかりやすい。自分の負担が増すかもしれない依頼をいきなりぶつけられて、すぐにOKを出す人は多くはないだろう。ならば、「依頼」だということを最初は告げず、「相談」の形でアドバイスを請う方がいい。
「こう考えているのですが、どうでしょうか」と、相手が答えやすい形で問いを投げかけて、相手が乗ってくればしめたものだ。 「これからも相談に乗っていただけますか」と聞かれてNOという人間はいない。
このパターンで何度か相談され、アドバイスを与え、そのアドバイスによっていい結果が出たことを聞かされた後、正式に協力を依頼されたら、心情的に断りにくいものがあるのは想像に難くないだろう。
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『どんな人とも!仕事をスムーズに動かす5つのコツ』では、ビジネスで自分の望む結果を得るために、相手にどう働きかけるかという対人術が解説されている。
恐るべきは「どんなタイミングで、どんな立場の人に、どんなことを言えばいいか」まで綴られている具体性だ。それは、人間が生まれながらにもつ性質を利用して断れないようにする秘訣と言ってもいいかもしれない。
本書を読めば、成果物を磨き上げるよりも、熱心にプレゼンをするよりも、まっさきにやるべきは関係者への事前のはたらきかけだということがわかるのではないか。
(新刊JP編集部)