人工知能にも言論弾圧?中国共産党が開発する”愛国プログラム”の衝撃 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 ある中国国民によるネット上での告発によると、民主主義的な思想を持つ彼は内情を調査するために自ら五毛党活動に参加したのですが、活動者の多くが同世代の一般サラリーマンの5~10倍もの収入を得ていたそうです。

彼らは中共政府から提供された「半自動ロボット」と呼ばれるワンボタン連続投稿機能を持つプログラムを利用して、「微博」や「微信」といった中国製SNS上に次々と愛国的な意見を連投します。最近、中国のSNSには様々なアカウントから全く同じ文章が寄せられる現象が多発しているのですが、この事実から半自動ロボットの存在が明らかになったのです。

また、昨今は、中共政府がタブーキーワードに指定した言葉が使用された書き込みを自動検出し、SNSの管理者に報告するシステムや中共政府が用意した愛国、政府賛美の言葉を自動的に連投する「五毛党bot」が開発されています。

 現在、中国国内の民主主義者たちはネットを利用して中共政府を批判する意見を世界中に流布していますが、このようなシステムが開発されてしまえば多勢に無勢です。今後、Baby Qに対抗する「五毛党AI」が開発することも予想され、Baby Qが中共政府を擁護するように「洗脳」されてしまうかもしれません。

著者プロフィール

漫画家

孫向文

中華人民共和国浙江省杭州出身、漢族の33歳。20代半ばで中国の漫画賞を受賞し、プロ漫画家に。その傍ら、独学で日本語を学び、日本の某漫画誌の新人賞も受賞する。新刊書籍『中国が絶対に日本に勝てない理由』(扶桑社)が発売中。

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